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日本の銀行ATM・コンビニATMから他の銀行へ送金・振込する方法

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日本のコンビニATM

日本を訪れる外国人の方が増えるにつれ、日本の銀行ATMやコンビニATMを利用する機会も増えています。しかし、日本のATMは外国語サポートが十分でないため、特に送金や振込の方法がわからず、戸惑ってしまうという声をよく耳にします。

そこでこの記事では、日本の銀行ATMとコンビニATMから他の銀行へ送金・振込する方法を、外国人の方向けにわかりやすく解説していきます。日本でのお金の管理や送金に困っている外国人の方は、ぜひ参考にしてみてください。

日本の銀行やコンビニのATMを使った送金や振込には、まず日本の銀行口座の開設が必要です。口座開設の方法や外国人におすすめの銀行については、以下の記事をチェックしてみてください。
▶︎ 日本の口座開設の仕方は?必要な持ち物やおすすめ銀行を紹介

日本には大きく2種類のATMがある

日本には、大きく分けて銀行ATMとコンビニATMの2種類のATMがあります。それぞれの特徴や違いを理解しておくことで、目的に合ったATMを選ぶことができるでしょう。

(1)銀行ATM

銀行ATMは、各銀行の支店や営業所に設置されているATMです。営業時間は銀行の営業時間に準じているため、平日の日中のみ利用可能で、土日祝日や夜間は利用できません。ただし、手数料は比較的安く、振込手数料は自行宛ての場合無料、他行宛ての場合でも220円程度が一般的です。

(2)コンビニATM

コンビニATMは、コンビニエンスストア内に設置されているATMです。全国のセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、主要なコンビニチェーンで広く利用可能です。最大の特徴は、ほぼ24時間365日利用できること。早朝や深夜、土日祝日関係なく、いつでもATMを利用できる便利さがあります。

ただし、コンビニATMは手数料が銀行ATMと比べて割高な点には注意が必要です。入金や振込の手数料は、平日の日中でも220円かかることがほとんど。深夜や土日だと手数料がさらに上がる場合もあります。また、コンビニATMの多くは硬貨の入金に対応していないので、紙幣のみの取り扱いとなります。

このように、銀行ATMとコンビニATMにはそれぞれ特徴があるので、手数料と利便性のバランスを考えながら、送金や振込に適したATMを選ぶようにしましょう。

日本のATMにおける送金・振込でよく使われる日本語

日本のATMの使い方を学ぶ前に、日本の銀行のATMでよく出てくる日本語の中から、他の銀行へ送金・振込する時によく使う言葉を紹介するので、以下を読んでわからない単語があれば、こちらの表に戻って確認してください。

日本語ひらがなローマ字英語
通帳つうちょうTsuuchouPassbook
カードカードKaadoCard
お振り込み・ご送金おふりこみ・ごそうきんOfurikomi・GosoukinTransfer
暗証番号あんしょうばんごうAnshou bangouPIN
口座番号こうざばんごうKouza bangouBank account number
口座名義こうざめいぎKouza meigiAccount holder
確認かくにんKakuninConfirmation
訂正ていせいTeiseiCorrection
取消とりけしTorikeshiCancel
残高照会ざんだかしょうかいZandaka shoukaiBalance inquiry

送金や振込の操作画面では漢字が多く使われているので、ここで紹介した言葉に慣れておくと、スムーズにATMを操作できるでしょう。

日本のATMを使って他の銀行へ送金・振込する8つの手順

基本的に、銀行ATMでもコンビニATMでも、他行への送金・振込の手順に大きな違いはありません。どちらのATMを使う場合でも、以下の流れで操作を進めていけば、送金や振込を完了できます。

1.「お振り込み」または「ご送金」ボタンを押す

ATMの初期画面で「お振り込み」や「ご送金」のボタンを探して押すのが、送金手続きの第一歩です。機種によって「振込」「振替」などの表現の場合もありますが、どれも同じ意味だと覚えておきましょう。

2. キャッシュカードか通帳を入れる

送金元の口座のキャッシュカードか通帳をATMに入れます。通帳をセットする場合は、必ず表紙を開いた状態で、磁気テープ(黒いストライプ部分)を内側にしてセットしましょう。キャッシュカードの場合は、表面に矢印がある場合は、その向きに従って挿入します。

3. 暗証番号を入力する

自分の口座の暗証番号を正確に入力します。間違えて入力してしまうと手続きがいったん中断されてしまうので、慎重に入力しましょう。

4. 送金・振込する銀行を選ぶ

送金先の銀行を選択します。主要な銀行であれば、その銀行名のボタンがダイレクトに用意されていることが多いです。地方銀行など、名前のボタンがない銀行に送金する場合は、「その他の銀行」などのボタンを選択します。

5. 銀行の支店を選ぶ

送金先の銀行を選んだら次は支店名を選びます。支店名の頭文字の「ア」「カ」「サ」などのボタンが表示されるので、送金したい支店の頭文字を選び、その後リストから正しい支店を選択します。例えば、新宿支店なら「シ」を押してください。

6. 口座のタイプを選ぶ

送金先の口座が普通預金なのか当座預金なのかを選択します。口座番号を通知する際、多くの場合「普通」や「当座」の区別まで連絡するので、それを参考に適切な口座タイプを選びましょう。

7. 送金・振込する口座の口座番号や金額を入力する

送金先の口座番号と送金額を入力します。口座番号は通帳やキャッシュカードに印字されている番号を入力します。この番号は、銀行や支店を特定する情報も含まれているので、番号の桁数は7桁の場合もあれば8桁や9桁の場合もあります。

金額は慎重に入力しましょう。万が一誤入力して送金を完了してしまうと、取り消しが難しい場合もあります。

8. 最終確認

口座情報や金額など、入力した情報が確認画面に表示されます。記載された内容にミスがないかをしっかりと確認しましょう。もしも誤りがある場合は、「訂正」や「取消」のボタンで修正できます。

すべて正しければ、「確認」や「実行」のボタンを押して、送金・振込の手続きは完了です。

【日本の大手4銀行別】ATMの使い方のポイント

続いて、日本で口座開設者が多い大手4銀行のATMについて、振込時の操作の特徴を見ていきます。利用する銀行のATMの操作に慣れておくと、よりスムーズに手続きを進められるでしょう。

 ①ゆうちょ銀行ATMの振込方法

ゆうちょ銀行のATMから他の銀行に送金・振込する時は、まず「ご送金」というボタンを押してください。「ご送金」のボタンはおそらく左側の上から3番目にあります。

そして次の画面で、「他行口座へのご送金」を押してください。「他行(たこう)」とは「他の銀行」のことです。

参考:ゆうちょ口座への送金

②三菱UFJ銀行の振込方法

三菱UFJ銀行のATMでは、まず「お振り込み」と書いたボタンを押してください。「お振り込み」のボタンは、おそらく画面の左下のほうにあります。次に主な銀行が10個くらい表示されるので、もしあなたが送金・振込する銀行があれば押してください。

もしない場合は、画面の右下にある「その他の金融機関」を押してください。そして、次に表示される画面で「銀行」を押せば、他の銀行を選ぶ画面が出てきます。

参考:お振り込み|三菱UFJ銀行

③三井住友銀行の振込方法

三井住友銀行の場合は、まず最初の画面で「お振り込み」を押します。次に主な送金・振込先の銀行が表示されるので、もしあなたが送金・振込する銀行があれば押してください。

もしない場合は、画面の右下にある「その他」を押した後、次に表示される画面で「銀行」を押してください。

参考:振込・振替:三井住友銀行

④みずほ銀行の振込方法

みずほ銀行の場合は、まず「お振込」のボタンを押してください。次にいくつかの主な銀行が表示されるので、もしあなたが送金・振込する銀行があれば押してください。

もしない場合は、画面の右下にある「次へ」を押せば、違う銀行が表示されます。それでも見つからない場合は、もう一度「次へ」を押せば、さらに違う銀行が表示されます。

参考:お振込・お振替|みずほ銀行

コンビニATM(セブン・ローソン・ファミマ)での振込方法

主要コンビニチェーンに設置されているATMでも、送金や振込の操作方法は銀行ATMとほぼ同じです。セブン銀行ATM(セブン-イレブン)、ローソン銀行ATM(ローソン)、E-net(ファミリーマート)など、どの銀行のATMでも画面の指示に従って操作を進めていけば問題なく手続きができます。

ただし、一部のATMでは硬貨の取り扱いがなかったり、振込金額に上限が設定されている場合があります。事前にそうした取扱条件を確認しておくことをおすすめします。

また、外国人の方にとって嬉しいのが、各コンビニATMにおける多言語対応です。

  • ローソン銀行ATM:英語・中国語(簡体字)・韓国語に対応
  • セブン銀行ATM:日本語、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語の12言語に対応
  • E-net:中国語(北京語)、英語、韓国語、日本語に対応

このように、各コンビニのATMではそれぞれ多言語対応が進んでいるので、日本語が不安な外国人の方でも安心して利用できます。

コンビニATMの多言語対応を上手に活用すれば、日本での送金や振込をスムーズに行えるはずです。言葉の壁が不安な外国人の方も、ぜひコンビニATMを活用してみてください。

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まとめ

外国人の方が日本のATMで送金・振込をする際は、操作画面の日本語に戸惑うこともあるかもしれません。しかし、基本的な流れを理解し、キーとなる日本語の単語を覚えておけば、問題なく手続きを完了できるはずです。

もし、日本国内の銀行同士で送金するのが難しい場合は、郵便局の国際送金サービスを利用する方法もあります。ATMではなく窓口で手続きをするので、言葉の不安も解消できるでしょう。日本郵便の国際送金サービスの手数料などについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶︎ 郵便局(ゆうちょ)で海外送金する際の手数料の種類は?必要なものも解説


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