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日本で仕事をするならハンコを作ろう!ハンコの必要性や作り方を解説!

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日本では、郵便物が届いたときや契約するときなど、さまざまな場面でハンコを押す習慣があります。

「本人がサインしているのだから、ハンコがなくてもよいのでは?」と不思議に思う外国人も多いですが、日本ではいまだにハンコ文化が根づいており、生活に欠かせないものです。

そのため、日本で働き日本で暮らす外国人は、個人のハンコを作っておいた方がよいでしょう。

今回は、ハンコの必要性や作り方、今後のハンコ需要について解説します。

日本で使われるハンコとは

外国では物を受け取るときや契約をするときにペンを使ってサインをしますが、日本では名前が刻印されたハンコを押します。

日本では、場面に応じて3種類のハンコが使われます。

  • 実印(jitsuin)
  • 銀行印(ginkouin)
  • 認印(mitomein)

実印

実印はもっとも大切な印鑑です。

家や土地の売買、会社設立など重要な契約をするときにだけ使用します。

実印は、家族と共有せず、個人のものを所有し一生使い続けるものです。

役所で印鑑登録をし、重要な契約時以外は持ち歩かず、家の金庫などに入れておきましょう。

男性は直径15mm〜18mm、女性は13.5mm〜15mmの丸印が一般的ですが、手の大きさや名前の文字数に応じて自分に合ったハンコを選ぶようにしてください。

銀行印

銀行印は、銀行口座の開設や銀行窓口での手続きの際に使用する印鑑です。金融機関に登録した印鑑が銀行印として扱われます。

お金の管理をするための大切な印鑑です。家族と共有せず、個人のものを所有してください。

銀行印は実印よりも小さく、男性は直径13.5mm〜15mm、女性は12mm〜13.5mmの丸印が一般的です。

認印

認印は、日常生活の確認サインとして使用される印鑑です。

主に、郵便物の受け取りや学校へ提出する書類、回覧板などに使用します。

仕事のために印鑑を作るのであれば、認印で問題ありません。

家族と共有することができるため、認印を作るのであればファミリーネームがおすすめです。

どのようなシチュエーションで使われるか

ハンコの種類別に使用するシチュエーションを解説します。

実印

実印は基本的に、実印を求められた場合にのみ使用します。

実印を押すときは、印鑑証明の添付が必要となることが多いです。

実印を使用する主なシチュエーションは、以下の通りです。

  • 不動産の売買
  • 自動車の売買
  • 賃貸契約
  • 遺産相続 など

銀行印

銀行印は、銀行の手続きで使用します。

銀行印を使用する主なシチュエーションは、以下の通りです。

  • 口座開設
  • 口座引き落とし手続き
  • 銀行窓口での引き出し など

認印

実印、銀行印を求められたとき以外はすべて認印を使って構いません。

認印を使用する主なシチュエーションは、以下の通りです。

  • 郵便物の受取サイン
  • 履歴書
  • 雇用契約書
  • 婚姻届や出生届など役所への届け出 など

ハンコの作り方

ハンコは、ハンコ屋さんかインターネットで作ることができます。

ハンコを作る際の流れは以下の通りです。

  1. はんこ屋さんに行く
  2. ハンコの素材を選ぶ
  3. ハンコの大きさを選ぶ
  4. 希望のフォントで名前を刻印してもらう(3日~1週間ほど)
  5. ハンコを受け取る

!注意点!

実印は、住所がある市区町村役場で印鑑登録する必要があり、印鑑登録できるハンコにはきまりがあります。

印鑑登録できるハンコは、以下の通りです。

  • 直径8mm~25mm
  • ふちがあるもの
  • 住民票に記載されている氏名または通称名
  • カタカナの印鑑は、市区町村役場の窓口でカタカナ表記を登録しないといけません

印鑑登録できる印鑑は、市区町村役場によって違うことがあるため、印鑑を作る前に役場に登録できる印鑑について問い合わせをして下さい。

ハンコの販売店

外国人のハンコを作ることができる、おすすめのハンコ店を紹介します。

渋谷はんこ堂

渋谷駅から徒歩約5分のところにある渋谷はんこ堂は、商品によっては当日受け取ることもできるため、急ぎでハンコが必要になったときに便利です。

渋谷はんこ堂の平均価格は2,000円〜3,000円です。

English Version Shibuya-hanko dou TOKYO JAPAN:http://shibuya-hanko.com/english-version/

楽善堂

楽善堂は1899年創業の老舗ハンコ店です。

多くの実績と豊富な経験で、上質な一生モノのハンコを作ることができます。

楽善堂の平均価格は5,000円〜20,000円です。

INKAN – Japanese namestamp:https://www.name-stamp.tokyo/

はんこ屋さん21

はんこ屋さん21は、全国各地に店舗があるハンコチェーン店です。

はんこ屋さん21の平均価格は5,000円〜20,000円です。

はんこ屋さん21:https://www.hanko21.co.jp/

ハンコ卸売センター

ハンコ卸売センターは「早い・安い・丁寧」で人気のハンコ店です。

ハンコ卸売センターの平均価格は3,000円〜6,000円です。

印鑑は新宿区のはんこ屋【ハンコ卸売センター新宿店】:https://www.hankowa.jp/osj.html

伊藤印房

伊藤印房は、女性の職人さんが一つ一つ手作りで印鑑をつくり上げるハンコ店です。

世界に一つだけの印鑑を作ることができます。

伊藤印房の平均価格は8,000円〜50,000円です。

伊藤印房:https://www.ito-inbo.com/

日本における今後のハンコ需要

近年では、日本でも電子契約や電子署名が増え「脱ハンコ」が進んでいます。

とはいえ、職場での確認サインやさまざまな手続きなどで、ハンコを使用する場面はいまだに多いのが現状です。

今後、徐々にハンコの出番がなくなってくる可能性はありますが、今すぐにハンコの出番が完全になくなることはないでしょう。

まとめ

今回は、ハンコの必要性や作り方などについて解説しました。

ハンコを押す行為は「きちんと確認しました」というサインです。

外国人にとって日本のハンコ文化は、無意味に感じるかもしれませんが、日本で働きたい方や長く暮らしたい方は、ハンコの必要性を理解し、正しく使うようにしましょう。


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