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日本の住宅保険事情!外国人が入れる保険や保険の種類を紹介

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住宅保険の加入書類

日本に住んでマンションを借りたり家を買ったりするなら、火災保険や地震保険などの住宅保険に加入しなければなりません。住宅ローンを組む際には、金融機関から住宅保険への加入を求められるケースがほとんどです。

この記事では、日本の主な住宅保険である火災保険と地震保険について、その内容や違いなどを詳しく解説します。外国人の方にとって、日本の保険制度は複雑で理解しづらいかもしれません。そこで、外国人の方が安心して住宅保険に加入できるよう、ポイントを絞ってわかりやすく説明していきます。

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外国人でも住宅保険に加入できる?

外国人の方が日本でマンションや一軒家を買ったり借りたりする際に、保険に加入できるのか不安に感じることがあるでしょう。

しかし、ご安心ください。外国人の方も、日本人と同じように住宅保険に加入することができます!ただし加入の条件として、在留カードを持っていること、日本語の読み書きができること、日本の銀行口座を持っている必要があります。

特に日本語に関しては、契約書の内容を読んで理解できる能力が求められます。カタコト程度の日本語力では十分でない場合もあるので注意が必要です。日本語に自信がない方は、まずは保険会社に相談してみることをおすすめします。外国語対応可能な保険会社もあるので、母国語で相談できる場合もあります。保険の内容をしっかりと理解した上で加入を検討しましょう。

火災保険とは:火だけでなく地震以外の様々なトラブルを保証

火災保険とは、火事をはじめとするさまざまな災害で、家や家具などに損害が出た時に備える保険です。賃貸マンションを借りる際には加入が義務付けられていることが多いので、その内容をよく理解しておくことが大切です。

火災保険で補償されるもの

火災保険は「火災」という名前がついていますが、実際には火災以外のさまざまな損害もカバーしてくれます。例えば、台風や大雪、落雷などの自然災害で家が壊れた場合も補償の対象となります。さらに、水道管の破裂などによる水もれで床が水浸しになったケースや、泥棒に入られて窓ガラスを割られたケースなども、状況によっては補償してもらえます。

ただし、具体的にどのような場合に補償が適用されるかは、加入する保険の内容によって異なります。補償の範囲を火災と落雷のみに限定すれば保険料を抑えられますし、手厚い補償を望むなら、多少保険料は高くなりますが補償の範囲を広げることもできます。

火災保険で補償されないもの

火災保険は幅広い災害をカバーしてくれる頼もしい保険ですが、補償の対象外となるケースもあるので注意が必要です。

例えば、建物の老朽化が主な原因で損害が発生した場合、補償を受けられない可能性があります。また、たばこの不始末による火災や、鍋を火にかけたまま消し忘れて起こした火災など、明らかな不注意が原因の場合も、補償の対象外となることがあります。

さらに、地震による損害は火災保険では一切補償されません。地震への備えが必要な場合は、次の章で解説する地震保険への加入を検討しましょう。

火災保険の相場

火災保険料の相場は建物の構造や補償内容によって異なりますが、鉄筋のマンションや一戸建てで、補償の対象が火災や落雷のみの場合は年間2,000円程度から加入できます。水害や雪害なども補償に含める場合は、年間5,000円から1万円程度が目安となります。木造住宅の場合は火災リスクが高いため、鉄筋の建物と比べて保険料が2~3倍程度高くなる傾向にあります。

ただし、賃貸物件の場合は、家主(オーナー)から火災保険の補償内容や保険会社を指定されるケースがあります。これは、家主が所有する建物を適切に保護するための措置です。

指定された保険会社や補償内容が、自分で選ぶ場合と比べて保険料が高くなることもありますが、中には契約上の義務として指定の保険会社への加入が必要となる場合もあります。一方で、家主から保険会社を指定されたとしても、自分で選んだ別の保険会社に変更できるケースもあります。

また、専門家への取材によると、「火災保険は補償内容と保険料のバランスを見極めることが大切です。まずは家の構造や立地などを考慮して、自分に必要な補償は何かを整理しましょう。その上で複数の保険会社の商品を比較して、納得のいくプランを選ぶことをおすすめします」とのことです。

参考:価格.com – 戸建ての火災保険 比較・相場・シミュレーション 

地震保険とは

地震保険とは、地震によって家が損壊した際の損害を補償してくれる保険です。日本は地震大国であり、将来的に大地震が発生する可能性が高いと言われています。そのため、地震保険への加入を検討することは非常に重要です。

ただし、地震保険は火災保険の特約として付帯するものであり、単体での加入はできません。火災保険に加入した上で、オプションとして地震保険を付けるという流れになります。

地震保険で補償されるもの

地震保険の補償対象は、地震の揺れによる直接的な被害だけではありません。地震によって発生した火災や津波による損害も、地震保険でカバーすることができます。また、火山の噴火による被害も補償の対象に含まれます。

補償の対象となる建物は住宅に限られ、店舗併用住宅の場合は住宅部分のみが対象となります。家財(家具や家電など)は、建物とは別に補償の対象とすることができます。

地震保険で補償されないもの

地震保険の補償対象は住宅とその家財に限定されており、事務所やオフィスなどの建物は補償されません。また、宝石や美術品、現金や有価証券なども、補償の対象外となります。

地震で家が全壊しても、ローンの残債は別途返済しなければならないので注意が必要です。ローン返済への備えは、別の保険で検討するとよいでしょう。

地震保険の相場

地震保険の保険料は国の認可制であるため、同じ補償内容であれば、どの保険会社で加入しても保険料は同じです。

ただし、保険料は都道府県ごとに異なっており、関東や四国などの地震リスクが高い地域では、比較的保険料が高い傾向にあります。

支払われる保険金の上限額は、火災保険の保険金額に応じて決まります。建物の場合は火災保険の保険金額の30~50%相当額で、上限は5,000万円です。家財の場合は火災保険の保険金額の30~50%相当額で、上限は1,000万円となっています。

内閣府防災情報のページによると、直下型地震が発生した場合、最大で全壊する建物が約17万5千棟に上ると試算されています。地震保険は、万が一の備えとして加入を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。

参考:特集 首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)

外国語が通じるおすすめの保険会社

日本語での手続きが難しい外国人の方にとって、日本の保険に加入するハードルは高く感じられるかもしれません。そこで、外国人の方におすすめしたい、外国語で対応可能な保険会社を2社ご紹介します。

1. Chubb損害保険株式会社

Chubbは、日本に住む外国人のために、英語など複数の外国語での対応が可能な保険サービスを提供しています。同社の「住まいの保険」は、火災や地震といった災害に対する広範な補償を含む保険商品を幅広く取り扱っており、外国人居住者も日本の住環境におけるリスクから安心して生活することができます。

Chubbでは、外国人のお客様専用のコールセンターを設置しており、保険の相談から事故対応まで、母国語で安心して利用できるサービス体制が整っています。また、保険の概要や約款を外国語で提供するなど、手厚いサポート体制を整えているのが特徴です。

参考:Chubb

2. 三井住友海上火災・あいおいニッセイ同和損害保険

日本の大手保険会社の中でも、三井住友海上火災とあいおいニッセイ同和損害保険は、外国語対応サービスの充実度が高いと言えます。

両社とも、英語、中国語、韓国語、タイ語、ポルトガル語など14ヶ国語の言語に対応可能で、通訳オペレーターを介して保険の相談や手続きを行うことができます。

また、外国人のお客様向けに、保険の概要や約款を外国語で提供するなど、手厚いサポート体制を整えているのが特徴です。

参考:事故対応サービス等における「14カ国語対応」の開始について

以上の2社は、外国人の方が安心して住宅保険に加入できるよう、言語面でのサポートを充実させています。保険加入の際は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

日本での生活に役立つ情報とサポート

日本での生活は魅力的ですが、言葉の壁や文化の違いから、様々な挑戦に直面することも少なくありません。たとえば、日常やビジネスシーンでの敬語の使い分け、住居探しの苦労、公共サービスの利用方法、JLPT試験の対策、さらには新しい友達や恋人との出会いまで、生活のあらゆる側面で困りごとが生じるかもしれません。

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まとめ

日本の住宅保険は、火災保険が基本となっており、火災以外の様々なリスクに対する補償が得られます。さらに、オプションとして地震保険に加入することで、地震に対する備えも万全になります。

外国人の方も、条件さえ満たせば日本人と同様に住宅保険に加入することができます。保険会社の中には外国語対応に力を入れているところもあるので、言語面での不安がある方は、ぜひ相談してみることをおすすめします。

日本の保険制度をしっかりと理解し、自分に合った保険を選ぶことが、安心な住生活につながります。この記事が、外国人の方が住宅保険に加入する際の参考になれば幸いです。


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