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外国人の社会保険は?健康保険・年金保険・介護保険を解説

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ケガや病気などのリスクに備えるための社会保険。

日本の企業に勤めている方の多くは、この社会保険への加入が義務付けられています。

しかし「外国人にも加入義務があるのか」「手続きの方法は?」などの疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、外国人の社会保険について解説していきます。

とても大切な制度なので、ぜひ本記事を参考にして理解を深めてみてくださいね。

また、日本の健康保険について知りたいと言う方は以下の記事もおすすめです。

日本の健康保険の種類は?保障対象や加入方法について解説

社会保険とは?

Confused and pensive expression of a black boy with many questions . cyan colored background

社会保険とは、「健康保険」「介護保険」「年金保険(厚生年金保険)」「労災保険」「雇用保険」の5つの保険の総称です。

この中でも「健康保険」「年金保険」「介護保険」の3つを狭義の意味で社会保険と呼んでいます。

生活の中に潜むあらゆるリスクに備えるための制度で、万が一の際には給付を行い被保険者の生活を守ります。

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外国人も日本の社会保険に加入できる?

外国人も日本の社会保険に加入できる?

日本で働いている外国人も社会保険に加入できるのか気になりますよね。

結論から言うと、在留資格を取得して日本で就労する外国人は日本人と同様に社会保険への加入が必須になります。

なお、健康保険と介護保険および年金保険はセットになるので、合わせて加入する必要があるということを覚えておきましょう。

社会保険の加入条件は?

社会保険の加入条件は?

会社が社会保険の適用事業所である場合、社会保険の加入条件は以下のとおりです。

  • 常時雇用されている
  • 1週間の所定労働時間が一般社員の3/4以上
  • 1か月の所定労働日数が一般社員の3/4以上

つまり常勤として雇用する場合は社会保険に加入する必要があるということがわかります。また条件に当てはまる場合はアルバイト・パートであっても加入義務が発生します。

短時間労働者の加入条件

前述の加入条件に満たない短時間労働者の場合でも、下記の条件にひとつでも当てはまれば社会保険加入の対象となります。

  • 1週間の労働時間が20時間以上
  • 雇用期間が1年以上の予定
  • 1ヶ月の賃金が8.8万円以上
  • 学生以外
  • 被保険者数が常時501人以上の企業に勤めていること

短時間労働者が多い企業の担当者は、加入条件に当てはまる人がいないか確認を怠らないようにしておきましょう。

介護保険の加入条件

3ヶ月を超えて日本に在留し、40歳以上の外国人社員は介護保険に加入しなければなりません。

介護保険は健康保険の手続きと連動しているため、40歳になった月から自動的に介護保険に加入します。

特に届け出をする必要がないということを頭に入れておいてくださいね。

社会保険の加入手続きは?

健康保険・年金保険に加入する場合は、「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」を5日以内に会社の所在地を管轄する年金事務所へ提出します。

窓口持参・電子申請・郵送の3つの方法で提出できるので、好きな方法を選択してください。

健康保険・介護保険・年金保険の加入手続きは、この資格取得届1つで同時におこなうことができます。

ただし外国人の場合は「ローマ字氏名届」も合わせて提出する必要があるので、忘れないようにしておきましょう。

外国人が社会保険に加入する際の注意点

外国人が社会保険に加入する際の注意点は以下の2点です。

  1. 健康保険と年金保険はセットで加入しなければならない
  2. 保険未加入の場合は法令違反
  3. 手続きには「ローマ字氏名届」の提出も必須

それでは一つずつ解説していきます。

健康保険と年金保険はセットで加入しなければならない

日本で採用され日本で働く外国人は、社会保険の加入条件に該当する場合は加入が義務付けられています。

そのため「健康保険だけ入りたい」「年金保険は加入したくない」など、どちらか一方の保険だけに加入することはできません。

必ずセットで加入しなければいけないということを覚えておきましょう。

保険未加入の場合は法令違反

外国人労働者の中には、給与の手取り額が少なくなるため社会保険の加入を嫌がる人もいます。

しかし加入の条件を満たしていながら手続きを怠った場合には罰則が定められているので注意しましょう。

最大2年間まで遡って保険料の納付を求められる他、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科されることもあります。

社会的な信用を失ってしまう行為なので、必ず加入するようにしましょう。

手続きには「ローマ字氏名届」の提出も必須

平成26年10月より、外国人が社会保険に加入する場合、資格取得届と合わせて「ローマ字氏名届」の提出も必要になりました。

対象者の基礎年金番号や生年月日のほか、在留カードに記載されているローマ字氏名を大文字でしっかりと記入するようにしましょう。

まとめ

Teamwork of business people at meeting shaking hands to seal a deal with his partner.

今回は、外国人の社会保険制度についてご紹介しました。

手続きの方法や加入条件は基本的に日本人と変わりません。ただし追加で提出する書類があるので忘れないようにしておくことが大切になります。

また日本で初めて働く外国人には、社会保険について詳しく説明しておくと安心です。

納得してもらった上でしっかりと手続きを行ってくださいね。


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