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【日本の国民の祝日一覧】日数は合計16日!外国人向けに解説

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「祝日 (national holiday)」は国によって異なるため、日本に住む外国人の方にとって、日本の祝日を把握することは大切です。日本の祝日は、日本の歴史、文化、伝統、そして価値観を反映しています。

この記事では、外国人の方向けに日本の祝日について分かりやすく解説します。日本の祝日を理解することは、日本社会に溶け込み、日本人とより良いコミュニケーションを取るための第一歩となるでしょう。また、祝日を通して日本の文化や習慣を学ぶことで、日本での生活をより豊かで意義深いものにすることができます。この記事を読んで、日本の祝日に関する知識を深め、日本での生活を充実させてください。

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日本の国民の祝日一覧

まず最初に、日本の祝日にはどのようなものがあるか全て見てみましょう。日本の国民の休日は全部で16日あり、下の表がその一覧表になります。「天皇誕生日」や「昭和の日」といった、他の国にはない日本ならではの祝日もありますが、元日のように多くの国で共通している祝日もあります。

日付名称備考
1月1日元日
1月の第2月曜日成人の日
2月11日建国記念の日
2月12日休日
2月23日天皇誕生日
3月20日または21日春分の日地球の運行状態によって変わる
4月29日昭和の日
5月3日憲法記念日
5月4日みどりの日
5月5日こどもの日
5月6日休日こどもの日の振替休日
7月の第3月曜日海の日
8月11日山の日
8月12日休日山の日の振替休日
9月の第3月曜日敬老の日
9月22日または23日秋分の日地球の運行状態によって変わる
9月23日休日秋分の日の振替休日
10月の第2月曜日スポーツの日
11月3日文化の日
11月4日休日文化の日の振替休日
11月23日勤労感謝の日
「振替休日」に関しては、後ほど詳しく解説します。

日本の国民の祝日を解説

ここでは日本の国民の祝日について、一つずつ簡単に解説していきます。いくつかの祝日は、英語圏や中国など海外でも同様の祝日があるので、その国の祝日についても触れていきます。

元日(1月1日)

「元日 (ganjitsu)」は一年の始まりの日で、英語で言う”New Year’s Day”のことです。元日の朝のことを「元旦 (gantan)」といいますが、日常会話では元日と同じ意味で元旦と言うこともあります。元日を含めた1月1日から3日までの期間を「三が日 (sanganichi)」と呼び、多くの人が休暇を取ります。

この期間には、お節料理を食べたり、初詣に行ったり、子供たちにお年玉をあげたりする習慣があります。米国、英国、中国といった他国同様、日本でも元日は休日となっています。

成人の日(1月の第2月曜日)

「成人 (seijin)」とは日本語で「大人」のことで、成人の日は子供が大人になったことを祝う日です。成人の日には全国各地で、新成人(その年に20歳になる人)たちが集まって祝う「成人式 (seijinshiki)」が行われます。晴れ着を着た新成人たちが、祝福を受けながら大人の仲間入りをします。

建国記念の日(2月22日)

「建国 (kenkoku)」とは「国ができること」という意味で、「建国記念の日 (kennkoku kinen no hi)」は日本という国ができたことを祝う日です。

アメリカの建国記念日 (Independence Day) は7月4日、中国の建国記念日 (National Day) は10月1日と、日付や名称は異なりますが、同じ趣旨の祝日が存在します。

天皇誕生日(2月23日)

「天皇誕生日 (tennou tanjyoubi)」は、現在即位している天皇の誕生日を祝う日です。そのため、新しい天皇が即位すると、天皇誕生日の日付も変更されます。現在の天皇の誕生日は2月23日ですが、令和になる前の平成の時代は12月23日でした。

春分の日(3月20日または21日)

「春分の日 (shunbun no hi)」とは「昼と夜の長さが同じになる日」のことで、自然や生き物を祝う日として日本では祝日となっています。

日本には、春分の日の他にも、海の日や山の日など、自然にまつわる祝日が存在します。これらの祝日については、後ほど詳しく解説します。

昭和の日(4月29日)

「昭和 (shouwa)」は令和の2つ前、平成の1つ前の元号で、「昭和の日 (shouwa no hi)」は昭和の時代を思い出すための祝日になります。

この日は、昭和天皇(裕仁天皇)の誕生日であったことに由来しています。

憲法記念日(5月3日)

「憲法記念日 (kenpou kinenbi)」は、1947年5月3日に現在の日本国憲法が施行されたことを記念する日です。日本国憲法は、第二次世界大戦後に制定された新しい憲法で、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を基本原則としています。

みどりの日(5月4日)

「みどりの日 (midori no hi)」は自然に感謝して祝う日です。

みどりの日は、自然に親しみ、自然に感謝して祝う日です。この祝日は、1989年に天皇誕生日の振替休日として始まりましたが、2007年に「みどりの日」として正式に制定されました。

こどもの日(5月5日)

「こどもの日 (kodomo no hi)」は子供の幸せを願うとともに、母に感謝する日です。この日には、鯉のぼりを飾ったり、兜を飾ったり、柏餅を食べたりする習慣があります。女の子がいる家庭では、5月5日ではありませんが、3月3日にひな人形を飾る習慣があります。ひな人形は、女の子の健やかな成長を願って飾ります。

海の日(7月の第3月曜日)

「海の日 (umi no hi)」は、海の恩恵に感謝するとともに、海に囲まれた国である日本の繁栄を願う日です。この祝日は、1996年に制定されました。以前は7月20日でしたが、2003年から7月の第3月曜日となりました。

山の日(8月11日)

「山の日 (yama no hi)」は、山に親しむ機会を得て、山の恵みに感謝する日です。この祝日は、2016年に制定されました。8月11日は、山に関する伝統行事が各地で行われていた日であったことから選ばれました。

敬老の日(9月の第3月曜日)

「敬老 (keirou)」とは、「老人を尊敬する」という意味です。「敬老の日 (keirou no hi)」は、老人を尊敬して長生きすることを願う日です。この祝日は1966年に制定され、もともとは9月15日でしたが、2003年から9月の第3月曜日となりました。

敬老の日には、多くの自治体が高齢者を招待して記念行事を開催します。また、学校では子供たちが高齢者施設を訪問し、交流を深めることもあります。家庭では、祖父母に感謝の気持ちを伝える機会となっています。

秋分の日(9月22日または23日)

「秋分 (shuubun)」は「春分」と同じように、昼と夜の長さが同じになる日のことです。昼と夜の長さが同じになる日は年2回あるので、春のほうを春分、秋のほうを秋分といいます。

スポーツの日(10月の第2月曜日)

「スポーツの日 (supootsu no hi)」は、スポーツを楽しみ、健康的な生活を送ることの大切さを考える日です。この祝日は、1964年の東京オリンピック開会式が行われた10月10日を記念して、2000年に「体育の日」として制定されました。2020年からは名称が「スポーツの日」に変更され、10月の第2月曜日となりました。

スポーツの日には、各地で市民マラソンやスポーツ大会が開催されたり、学校では運動会が行われたりすることが多いです。

文化の日(11月3日)

「文化の日 (bunka no hi)」は、文化に親しむとともに自由と平和を愛する日です。この祝日は、1948年に制定されました。11月3日は、1946年に日本国憲法が公布された日であることから選ばれました。

文化の日は美術館や博物館などの多くの文化施設が入場無料になります。

勤労感謝の日(11月23日)

「勤労感謝 (kinrou kansha no hi)」の日は、働くことの尊さを理解し、働く人々に感謝の意を表する日です。この日は、国民の祝日の中で最も新しく、1948年に制定されました。勤労感謝の日には、多くの企業や組織が労働者に感謝の意を表するイベントを開催します。

アメリカでは、11月の第4木曜日に感謝祭(Thanksgiving Day)が祝日となっています。感謝祭は、勤労感謝の日と同様に、働く人々への感謝を表する日ですが、同時に豊作への感謝も込められており、七面鳥の丸焼きを食べるのが伝統です。日付は異なりますが、勤労感謝の日と感謝祭は、働く人々への感謝という点で共通しています。

豆知識「なぜ春分の日と秋分の日は、日ちが定まってないの?」

春分の日と秋分の日は、太陽暦(グレゴリオ暦)に基づいて日付が決められるため、毎年同じ日付とはなりません。具体的には、春分の日は3月20日か21日、秋分の日は9月22日か23日となります。これは、地球の公転軌道上の位置によって、昼と夜の長さが等しくなる日(春分点と秋分点)が年によってずれるためです。このため、春分の日と秋分の日は、他の祝日と比べて日付が固定されていないのが特徴です。

日本の国民の祝日のルール

日本の国民の祝日は、法律で定められた特別な日です。しかし、祝日が週末や他の祝日と重なる場合、振替休日や国民の休日といったルールが適用されます。これらのルールを理解することで、日本の祝日システムをより深く知ることができるでしょう。

振替休日

祝日が日曜日に当たる場合、その翌日の月曜日が休日となり、これを「振替休日 (furikae kyuujitsu)」と言います。これは、祝日の意義を維持しつつ、国民に休日を保証するための措置です。ただし、翌日が他の祝日と重なる場合は、その翌々日が振替休日となります。

国民の休日

「国民の休日」は、祝日と祝日の間にある平日を休日とする制度です。具体的には、祝日が火曜日や水曜日である場合、その前日の月曜日や火曜日が国民の休日となります。この制度により、祝日を含めて連続した休日が実現されます。

これらの祝日のルールにより、日本では年間の休日数が増加しています。特に4月から5月にかけてのゴールデンウィークや、9月から10月にかけてのシルバーウィークは、複数の祝日と振替休日、国民の休日が組み合わさって、まとまった休暇を取得できる貴重な機会となっています。

日本の長期休暇

日本には年に何回か長期休暇がとれるシーズンがあります。「お盆」のような、祝日と関係なく連休をとる習慣になっているものもあるので、日本の一般的な長期休暇がいつなのか知っておきましょう。これらの長期休暇は、日本の文化や習慣と深く関わっており、日本で生活する上で理解しておくことが大切です。

年末年始:1週間程度休む人が多い

年末年始は正式な祝日は元日だけですが、多くの会社や組織では12月29日くらいから1月3日までの間、休業とするところが多いです。ただし、業種や会社によって休暇期間は異なります。例えば、小売業やサービス業など、年末年始も営業が必要な業種では、従業員がシフトを組んで交代で休暇を取得することが一般的です。

一方、オフィスワークが中心の会社では、12月28日から休みに入り、1月4日まで連続して休暇を取得できるところもあり、一週間程度の休みを取れる人が多いです。年末年始の休暇の長さは、会社の方針や業務の性質によって決まります。

ゴールデンウィーク:5月の休暇

日本の祝日は4月29日から5月5日までの短い間に4日間もあり、この期間のことを日本では「ゴールデンウィーク(Golden Week)」といいます。4月30日や5月1日などに有給休暇をとり、一週間くらい連続して休む人も多いです。

ゴールデンウィークは大型連休となるため、旅行に出かける人も多く、観光地は大変混雑するので、計画的に休みを取ることをおすすめします。

シルバーウィーク:9月の休暇

9月には「敬老の日」と「秋分の日」という2つの祝日があり、この間に挟まれた平日も休日となります。これらの祝日と休日が連続する期間を「シルバーウィーク(Silver Week)」と呼びます。

ただし、年によって祝日の曜日が変わるため、必ずしも長期休暇になるとは限りません。シルバーウィークがある年には、多くの人が旅行に出かけたり、のんびりと過ごしたりします。

お盆:8月の休暇

「お盆(obon)」とは8月13日から8月16日の期間のことで、日本では死んだ人がこの期間は私たちのところに帰ってくるとされています。この期間は多くの人が休みをとり、自分の先祖のお墓で祈りをささげるなどの儀式を行います。地域によってお盆の時期が違うこともあり、例えば東京は7月13日から16日がお盆になります。

お盆では先祖の霊を迎えるため、家族で墓参りをしたり、盆踊りに参加したりします。この時期は帰省ラッシュで交通機関が混雑するので、移動には注意が必要です。

日本での生活に役立つ情報とサポート

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まとめ

日本は世界の中でもわりと祝日が多い国なので、外国人の方は覚えるのが大変かもしれません。しかし、日本の祝日を理解することは、日本の文化や習慣を知る上で重要です。この記事で紹介した祝日の意味や由来、関連する風習などを覚えておくことで、日本での生活がより豊かになるでしょう。日本の祝日を覚えて、休みのスケジュールをきちんと把握できるようにしましょう。


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