メニュー アイコン
メニュー 閉じるアイコン

日本語の「プラマイゼロ (puramaizero)」とは?意味や言い換え表現、英語表現まで紹介

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
カラフルな本が積み重なっている

辞書で調べた意味だけでは不十分なこともあるビジネスシーンにおける日本語。その中でも、「プラマイゼロ (puramaizero)」という表現は、数字の合計がゼロになることから派生した、様々なシチュエーションで使われる便利な言葉です。

この記事では、「プラマイゼロ」の意味を深掘りし、ビジネスシーンでの使い方から例文、言い換え表現、そして英語での表現方法まで、幅広くご紹介します。身近な言葉かもしれませんが、その使い方やニュアンスを正確に理解することで、より効果的なコミュニケーションが可能になるでしょう。

Goandup Picks おすすめ記事はこちらから!

「プラマイゼロ (puramaizero)」の意味は○○の略

「プラマイゼロ」の意味とは、一見すると単純な「プラスマイナスゼロ」の略であり、文字通り「プラス」と「マイナス」が相殺されて「ゼロ」となる状態を指します。しかし、この表現は数字の話に限らず、ビジネスの成果、人間関係のバランス、感情の起伏など、さまざまな状況において用いられます。ビジネスシーンでは、特にプロジェクトの収益性評価、労働の成果対コスト分析、チーム内の功罪相殺などで「プラマイゼロ」という言葉が使われることがあります。

「プラマイゼロ (puramaizero)」に当たる英語表現は?

「プラマイゼロ」に相当する英語表現は、その文脈やニュアンスによって異なる場合がありますが、一般的には「come out even」や「not get any losses」というフレーズが用いられます。

「プラマイゼロ」は「すべて足したときだいたいゼロになる」「そこまで得はしていないが大きな損もしていない」といった意味を持つ言葉です。英語の”even”は「同等の」「バランスが取れた」、”not get any losses”は「損失がない」を意味し、これらは「プラマイゼロ」という考え方と直接つながっています。

例文:

  • It will come out even, in any case. → どのような場合でも、結果はプラマイゼロになるでしょう。
  • We will not get any losses in either case. → どちらの場合も、損失はないでしょう。

「プラマイゼロ (puramaizero)」の使い方と例文

「プラマイゼロ」の使い方は、ビジネスシーンで特に役立つ表現です。この言葉を使うことで、成果や効果が期待通りにはならなかったが、同時に大きな損失もなかったという状況を手短かに説明することができます。

以下は、「プラマイゼロ」を使った例文です。

例文1:「今回のプロジェクトは、利益は大きかったけど経費もかなりかかったから、プラマイゼロだな。」
→「今回のプロジェクトは、利益は大きかったけど経費もかなりかかったから、差し引きゼロだな。」

例文2:「すごく大変だったけど部下が成長したと思うから自分としてはプラマイゼロだよ。」
→「すごく大変だったけど部下が成長したと思うから自分としては収支とんとんだよ。」

「プラマイゼロ」は、先ほどお伝えした通り、以下のような意味を持っています。

  • そこまで得はしていないが大きな損もしていない
  • 悪い出来事もあったが良い出来事もあった

実際に多少のプラス(またはマイナス)があり、完全にゼロではない状態でも、「プラマイゼロ(に近い)」という意味で「プラマイゼロ」という言葉を使う場合があります。

「プラマイゼロ (puramaizero)」の言い換え表現とその意味

「プラマイゼロ」の言い換え表現には、同じまたは類似した意味を持つ別の言い方がたくさんあり、それぞれがさまざまな場面やニュアンスに合わせて使えます。

  • 足し引きゼロ
  • 差し引きゼロ
  • 収支とんとん
  • とんとん
  • 損得なし
  • 相殺
  • チャラ
  • 過不足ゼロ

それぞれほぼ意味は変わらず、「プラスとマイナスを足してゼロになっている状態」を指す言葉です。

「とんとん」について

類義語である「とんとん」には、複数の意味があります。

「収支とんとん」というように、「収支」「経費と支出」といった相対するもののことに関して「とんとん」という場合は、「バランスが取れている」という状態を指す言葉になります。

左右交互に規則正しくリズムをとっている「とんとん」という音が転じて、「いい調子」「バランスが取れている」という意味を持つ言葉となり、現在のように使われる言葉となりました。

「とんとん」には、以下のような使い方があります。

  • 収支とんとん・・・バランスが取れている(=支出と収入が同じくらいである)
  • とんとん拍子に進んでいる・・・順調に、いい調子で進んでいる

「プラマイゼロ (puramaizero)」を使ってはいけないシーン

「プラマイゼロ」を使ってはいけないシーンは、特にありません。

しかし、あえて言うのであれば取り引きの場や契約の場など、ビジネス上の真剣なやり取りが行われるシーンではあまり多用しない方がいいでしょう。

また、ビジネスメールでの使用も避けたほうが無難だと言えます。「プラマイゼロ」は比較的、くだけた表現だからです。

以下は、避けた方が無難な使用シーンと言い換えの例です。

シーン1:役員との会議の場「今回のプロジェクトの結果は?」「利益と経費がプラマイゼロでした。」→「利益と経費がほぼ同じくらいでした。」

シーン2:取引先のA部長とのメール「今回はお互いにプラマイゼロでしたね。」
→「今回は残念ながら大きな利益は生まれませんでしたが、大きく損することもなく落ち着いた結果でした。」

日本で働く夢を実現させる、本気の就職サポート!

あなたは日本で仕事をしたいですか?
私たち「Goandup」で、その夢を現実にしましょう!

【プログラムの特徴】
✅ JLPT・N3レベルの日本語習得
✅ 特定技能試験の徹底対策
✅ 日本の就職活動を完全サポート

ビジネスに特化した1対1のレッスンで、最短で日本での就職を実現します。

【プログラムメニュー】

  • 日本語個別レッスン
    • N3取得に向けた集中カリキュラムで、特に仕事で活かせるビジネス日本語の特化型レッスン。

  • 特定技能試験対策
    • 特定技能試験のためのカスタマイズされた教材を使用し、頻出問題や合格に向けた学習を重点的に行う。

  • 履歴書・職務経歴書サポート
    • 日本の企業文化に合わせた履歴書・職務経歴書の作成や自己PR、志望動機のブラッシュアップの実施する。

  • 面接対策
    • 企業面接を想定した模擬面接とフィードバックで改善点を指導。日本特有の面接マナーと振る舞いを身につける。

  • キャリアコンサルティング
    • 受講者のキャリア目標に合わせた企業紹介、応募企業選定、応募企業の求めてる知識レベルのアドバイスの実施。

  • チャットサポート
    • マンツーマンの個別レッスンの他に、DMでの気軽な質問も受け付け(ビザ申請、生活サポート、お部屋探し支援など)。

日本でのキャリアを真剣に考えているあなた、今すぐご参加ください!

▶︎詳細はこちらから

あなたの日本での成功を全力でサポートします!

まとめ

「プラマイゼロ」という言葉の意味や使い方を紹介しました。

  • 「プラマイゼロ」は「そこまで得はしていないが大きな損もしていない」「悪い出来事もあったが良い出来事もあった」といった意味を持つ言葉
  • 英語では「come out even」「not get any losses」といった表現が使われる
  • 「プラマイゼロ」は、真剣な場やビジネスメールでは避けることがおすすめ

「プラマイゼロ」はさまざまな言葉に言い換えられますが、比較的くだけた表現です。社内や同僚など、仲の良い人との会話で使う程度にしておくことをおすすめします。ビジネスをよりスムーズに進めるためにも、日本語の知識を深めていきましょう。


  • みなさんの応援が私たちの力になります!

  • いつも"Goandup Picks"をご覧いただき、ありがとうございます。私たちは日本の魅力を世界に発信するために、より有益な情報をお届けすることを使命としています。

    皆さんのサポートが、私たちの活動をさらに充実させる力となりますので、ぜひ応援してください!

  • ▶︎ サポートはこちらから!


  • 関連記事

    Goandup Picks for Expats > 日本語学習 > ビジネス日本語 > 日本語の「プラマイゼロ (puramaizero)」とは?意味や言い換え表現、英語表現まで紹介