外国人におすすめの日本のクレジットカード5選!審査に通りやすいコツも
「日本でクレジットカードを作っておきたいけど、日本国籍がない外国人でも作れるのかな?」
「外国人向けのおすすめクレジットカードが知りたいな」
「審査に通るコツってあるのかな?」
このように考えている外国人の方は多いのではないでしょうか。確かに、母国とは異なる金融システムや言語の壁があるため、日本でクレジットカードを作ることに不安を感じてしまうのは自然なことです。
でも、ご安心ください。日本に住む外国人の方でも、一定の条件を満たせばクレジットカードを作ることができます。むしろ、日本での生活をより便利で快適なものにするために、クレジットカードを上手に活用することをおすすめします。
そこでこの記事では、外国人の方向けに、以下のような内容を詳しく解説していきます。
- 外国人でも日本でクレジットカードを作れるのか?その条件とは?
- 外国人におすすめの日本のクレジットカード5選
- 外国人が日本のクレジットカードの審査に通りやすくするためのポイント
- 外国人が日本のクレジットカードを作成する上で必要なものとは?
日本での支払い方法やお金の管理に不安を感じている方も、すでにクレジットカードの作成を検討している方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。きっと、あなたに合ったクレジットカードが見つかるはずです。
それでは、早速詳しく見ていきましょう!
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外国人が日本でクレジットカードを作る条件
永住権を持たない外国人でも、日本でクレジットカードを作ることができます。ただし、日本で有効な身分証明書の提示が必要となります。
特別永住者の場合は、特別永住者証明書の提示が必要です。一方、中長期在留者の場合は、在留カードの提示が求められます。いずれの場合も、有効な身分証明書を持っていることが、クレジットカード作成の大前提となります。
- 特別永住者:特別永住者証明書の提示
- 中長期在留者:在留カードの提示
特別永住者証明書や在留カードを持っておらず、永住権も持っていない外国人の方は、残念ながらクレジットカードを作成することができません。日本での滞在期間が長くなる予定の方は、これらの身分証明書の取得を検討されることをおすすめします。
なお、永住権の取得条件や申請方法については、以下の関連記事で詳しく解説しています。日本に長く住むことを検討されている外国人の方は、ぜひチェックしてみてください。
▶️ 永住権って何だろう?日本の永住権を完全網羅!
短期滞在の場合はバンドルカードの作成がおすすめ
滞在期間が3ヶ月未満の短期滞在の場合、在留カード(ビザ)が発行されないため、一般的なクレジットカードを作ることができません。しかし、そのような場合でもお金の管理や決済の利便性を高めたいという方には、「バンドルカード」の作成がおすすめです。
バンドルカードは、Visaが提供しているプリペイドカードの一種で、アプリからの申し込みで簡単に利用を開始できます。アプリ上で申し込むと、すぐにネットショッピング専用のバーチャルカードが発行され、利用したい金額をチャージ(入金)することで、クレジットカードと同じようにオンラインでの買い物が可能になります。
さらに、リアルカードを発行すれば、実店舗でのお買い物にも利用できます。バンドルカードは、Visa加盟店であればどこでも利用可能です。
バンドルカードの大きなメリットは、審査や年齢制限がなく、誰でも無料で作成できることです。また、使いすぎを防ぐことができるのも魅力の一つ。クレジットカードが作成できない短期滞在の外国人の方は、ぜひバンドルカードの利用を検討してみてください。
▶️ バンドルカード
外国人におすすめの日本のクレジットカード5選
ここからは、外国人の方におすすめの日本のクレジットカードを5つ厳選してご紹介します。いずれも外国人の方でも申し込みやすく、審査に通りやすいカードばかりです。ぜひ参考にしてみてください。
1. エポスカード
株式会社エポスカードが提供するクレジットカードで、入会金・年会費永年無料で作ることができます。丸井グループ(マルイの店舗、モディ各店、ショッピングサイト「マルイウェブチャネル」)でのお買い物でポイントが貯まりやすいのが特徴で、貯まったポイントは丸井グループでのお買い物の際に1ポイント=1円として利用することができます。
提携先が多いことから「流通系」のカードに分類され、審査難易度が比較的低いと言われているため、初めて日本でクレジットカードを作る方や、審査に通るか不安な方にも特におすすめです。海外旅行傷害保険も付帯しているため、母国に一時帰国する機会が多い方にもぴったりのカードと言えるでしょう。
エポスカードの詳細はこちらから▼
2. セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルは、株式会社クレディセゾンが提供する、毎日の利用に最適なクレジットカードです。入会金・年会費無料で、有効期限のない永久不滅ポイントや即日デジタル発行などの便利な機能がついています。WEBから簡単に申し込め、最短5分でオンラインショッピングに利用可能です。
このカードの特徴は、国内初のナンバーレスプラスチックカードで、セキュリティ面でも安心して使えます。また、専用アプリを使うと、カード管理がスマートに行え、Apple Payへの登録も簡単です。
提携先が豊富なため、日常使いから海外旅行まで幅広く対応しています。初めて日本でクレジットカードを作る外国人や、セキュリティを重視する方にもおすすめのカードです。
詳細はこちらから▼
3. 楽天カード
楽天カードは、楽天グループ株式会社が提供しているクレジットカードです。日本人でも比較的作りやすいと評判のカードで、外国籍の方でも審査に通りやすいと考えられています。カード受け取り時に在留カードか特別永住者証明書を提示するだけで本人確認が完了するため、手続きもスムーズに進めることができます。もちろん年会費は永年無料で、楽天市場での買い物でお得にポイントが貯まるのも嬉しい点です。
詳細はこちらから▼
また、楽天カードには、複数の種類があり、それぞれ特徴が異なり、申請方法や必要書類なども種類によって多少の違いがあります。以下の関連記事では、外国人の方向けに、楽天クレジットカードの種類や特徴、申請方法などを詳しく解説しているので、楽天カードの作成を検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。
▶️ 外国人に人気!楽天クレジットカードの種類や作り方、審査のコツを解説
4. 三井住友カードVISA(NL)
三井住友カードVISA(NL)は、三井住友銀行が提供している年会費永年無料のクレジットカードです。三井住友銀行の公式ウェブサイトの「よくあるご質問」では、国籍が外国籍でも口座開設が可能であると明記されているため、外国人の方でも安心して申し込みができるカードと言えるでしょう。インターネットからも簡単に申し込みが可能です。
三井住友カードVISA(NL)の詳細は、こちらから確認できます。
5. アメリカン・エキスプレス®・カード
アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカードで、世界中で広く利用されています。年会費は高めの13万2,000円(税込)ですが、充実した特典やサービスが魅力です。公式サイトのFAQページには、外国籍の方の申し込みに関する注意事項が丁寧に記載されているため、外国人の方の申し込みにも対応していることがわかります。グローバルに活躍されるビジネスパーソンにおすすめのカードです。
アメリカン・エキスプレス®・カードの詳細は、こちらから確認できます。
外国人が日本のクレジットカードの審査を通りやすくするの5つのコツ
日本のクレジットカード審査に通りやすくするためのコツを6つご紹介します。外国人の方が審査を通過するために知っておきたい重要なポイントばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
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▶︎ 外国人が日本でクレジットカードを取得しやすくする方法
1. 在留カード・特別永住証明書の以外の身分証明書類を用意する
在留カードや特別永住証明書以外にも、運転免許証や個人番号カード、パスポートなど、日本国内で発行された下記のような身分証明書を用意することで、審査が通りやすくなります。
- 運転免許証、運転経歴証明書
- パスポート
- 個人番号カード、写真付住民基本台帳カード
- 官公庁が発行した身分証明書で写真付のもの
- 公の機関が発行した資格証明書で写真付のもの(障がい者手帳等)
ただし、これらの身分証明書は、多くの場合「日本国内で発行されたもの」という条件がありますので注意が必要です。 日本国内で発行された身分証明書を提出することで、申込者が日本社会に適応し、信頼できる存在であることをアピールできます。
在留カードや特別永住者証明書以外に、これらの身分証明書を持っている方は、できるだけ多く提出するようにしましょう。 クレジットカード審査の通過率がグンと上がるはずです
2. 同じ職場に長く勤める
クレジットカード審査では、申込者の勤続年数も重要な判断材料の一つとなります。日本では、同じ職場に長く勤めていることが安定した収入を示すと考えられているため、支払いが滞る心配が少ないと判断されます。審査を通りやすくするためには、できるだけ同じ職場で長く働くことを心がけましょう。
また、審査の過程で、勤務先に在籍確認の電話がかかってくる可能性があります。在籍確認は、申込者が確かにその企業に勤めているかどうかを確認するための重要な手続きです。電話に出る可能性のある同僚や上司には、事前に在籍確認の可能性があることを伝えておくと良いでしょう。
3. 残りの在留期間が長い内に申し込む
残りの在留期間が短い状態で申し込むと、「支払いが完了する前に帰国してしまうのではないか」と懸念されるため、審査に通りにくくなります。審査通過のためには、在留期間にある程度の余裕がある時期に申し込むことが大切です。
一般的に、残りの在留期間が1年以上あることが望ましいと言われています。在留期限が切れる直前に申し込むのは避け、できるだけ在留期間の早い段階で申し込むようにしましょう。
ただし、永住権を持っている方や、特別永住者の方は、在留期間に関係なく、クレジットカードを申し込むことができます。
4. 複数のクレジットカードを一度に申し込まない
複数のクレジットカードを同時に申し込むと、「債務を抱え込んでいるのではないか」と疑われ、審査に通りにくくなる可能性があります。クレジットカードの申込履歴は信用情報機関に6ヶ月間記録されるため、複数のカードを同時に申し込むのは避けましょう。
クレジットカードの審査に落ちてしまった場合は、すぐに別のカードを申し込むのではなく、6ヶ月以上の期間を空けてから再度チャレンジすることをおすすめします。
また、すでにクレジットカードを持っている場合は、新たなカードを申し込む前に、今持っているカードの利用状況を確認しておくことも大切です。利用限度額の引き上げやカードの追加発行など、既存のカードで対応できることもあるかもしれません。
5. キャッシング枠を「0円」にする
クレジットカードにはキャッシング機能が付いているものがありますが、これを利用する予定がない場合は、キャッシング枠を0円に設定しておくと良いでしょう。キャッシング枠を設定すると別途審査が行われるため、その分審査が厳しくなる可能性があるためです。
キャッシング機能は、クレジットカードを使ってお金を借りることができる機能です。一見便利に感じますが、金利が高く、借金が膨らむリスクもあります。クレジットカードをショッピング目的でのみ使用する予定の方は、キャッシング枠を0円に設定することで、審査に通りやすくなります。
ただし、キャッシング枠を0円に設定しても、ショッピング枠の審査が甘くなるわけではありません。あくまでも、キャッシング審査が不要になるだけです。ショッピング枠の審査は、収入や勤続年数、信用情報などを総合的に判断して行われます。
クレジットカードの審査基準は、カード会社によって異なります。申し込む前に、各社の審査基準をよく確認し、自分に合ったカードを選ぶことが大切です。
外国人がクレジットカードを作成するときに必要なもの3点
最後に、外国人の方がクレジットカードを作成する際に必要なものを3つご紹介します。
1. 日本国内の住所
クレジットカードを発行するには、日本国内に居住していることが条件となります。在留カードや住民票に記載されている住所が、クレジットカード申込書の住所と一致している必要があるので、引っ越しなどで住所が変更になった場合は、速やかに変更手続きを行いましょう。
2. 日本国内の銀行口座
クレジットカードの引き落とし口座として、日本国内の銀行口座が必要です。まだ口座を開設していない方は、在留カードと住民票を持って、近くの銀行窓口で手続きを行ってください。Web口座開設に対応している銀行もあるので、そちらを利用するのも良いでしょう。
日本の銀行口座の開設方法や必要書類、外国人におすすめの銀行などについては、以下の関連記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
▶️ 外国人が銀行口座を開設する条件やおすすめ銀行などを解説
3. 連絡先(携帯電話または固定電話)
連絡先として、日本国内で利用可能な電話番号の登録が必要です。携帯電話か固定電話のいずれかがあれば問題ありませんが、審査や事務手続きの際に連絡がつく番号を登録するようにしましょう。
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まとめ
この記事では、外国人の方が日本でクレジットカードを作る際の条件やおすすめのカード、審査に通過するためのポイントなどについて詳しく解説してきました。
外国人でも、特別永住者または中長期在留者であれば、日本のクレジットカードを作ることができます。おすすめのクレジットカードとして、エポスカード、セゾンインターナショナル、楽天カード、アメリカン・エキスプレス®・カードの5つを紹介しました。
審査を通りやすくするためには、在留カード以外の身分証明書の用意、長期勤続、在留期間が長いタイミングでの申し込み、複数カードの同時申し込みを避ける、キャッシング枠を0円にするなどの対策が有効です。
日本での生活をより便利で快適にするために、クレジットカードを上手に活用してみてはいかがでしょうか。ただし、クレジットカードはあくまでも借金をするためのツールであることを忘れないようにしましょう。計画的な利用を心がけ、支払いが滞らないように注意することが大切です。
また、クレジットカードの審査基準は、カード会社によって異なります。申し込む前に、各社の特徴をよく比較し、自分に合ったカードを選ぶことが重要です。
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