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SPIテストとは?内容や形式、練習問題、外国人向けの対策法を紹介

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この記事では、日本の企業の就職活動において多く実施される「SPIテスト」に関して、以下のような内容をまとめています。

  • SPIテストとは何か?
  • SPIテストの形式
  • SPIテストに合格するコツ・勉強の仕方

SPIテストの問題にはどのようなものがあるのかも、いくつか例を挙げて解説しています。

「SPIテストがどのようなものなのか知りたい」「SPIテストの対策や勉強方法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

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日本でよく使われる適性検査「 SPIテスト」とは?

SPIテストとは、日本の就職活動・面接においておこなわれる「適性検査」のひとつです。

そもそも適性検査とは何なのでしょうか。

「適正」とは、「性格や性質が、その物事に適していること」を指します。

つまり、日本の就職活動・面接における適性検査とは「企業に適した性格や性質を持っているかを確認する検査」ということになります。そのような適性検査のうちのひとつが、SPIテストというわけです。

SPI以外の適性検査

適性検査には、SPI以外にも以下のようなものがあります。

  • ENG(イング)
    • SPIの英語科目で、ビジネスに英語を必要とする業態や業種で実施されることが多いです。
  • 玉手箱 (Tamatebako)
    • SPIと同様に「知的能力」と「性格適性」を測定し、SPIに次いで実施企業が多いテストです。言語、計数、英語の問題が含まれています。
  • GAB(ギャブ)
    • 言語・計数などの知的能力やパーソナリティを測定するほか、ヴァイタリティやチームワークなどの9特性が評価されます。
  • CAB(キャブ)
    • バイタリティやストレス耐性、論理的思考力を測る問題が出され、プログラマーやSEといったIT系の職種への適性が評価されます。
  • TG-WEB
    • SPIや玉手箱と同様に「知的能力」と「性格適性」を測定します。難易度が比較的高いです。
  • TAL
    • 脳科学・統計学に基づいて開発された採用適性検査で、ストレス耐性やメンタル疾患発症傾向を精度高く測定します。
  • 内田クレベリン
    • 能力、性格、行動特性を評価する心理検査で、計算力や事務処理能力、注意力などを測ります。

どの適性検査を採用しているかは、企業によって違います。

SPIテストを導入していない企業も

中には、SPIテストを導入していない企業もあります。上記のようなSPI以外の適性検査を導入している会社や、そもそも適性検査を実施しない企業も。

企業によって採用に関する方針が異なるためです。

つまり、SPIテストは日本で就職する際に必ず受験するものというわけではありません。

自身が就職したい企業がある場合は、それぞれの企業に適性検査をするかどうかを確認した上で、対策を進めていきましょう。

どこで受ける?SPIテストの受験形式

SPIテストは、以下のような形式で行われます。

  • ペーパーテスト(筆記試験)
  • 企業や試験会場で受けるWebテスト
  • 自宅で受けるWebテスト
  • テストセンターでのWebテスト

Webテストの場合は事前に解説がありますが、操作方法などがわからない場合は素直に質問するよう心がけましょう。

【分野・種類別】SPIテストの練習問題

ここからは、SPIテストにおいて出題される問題の例を紹介します。

SPIテストの内容は、以下の分野に分かれています。

  • 性格検査
  • 能力検査
    • 言語(日本語読解力の問題)
    • 非言語(論理的・数学的な問題)
    • 英語(日本の中学・高校レベルの英語問題)
    • 構造的把握力(文章の構造を判断する問題)

※「英語」と「構造的把握力」はオプション扱いで、検査が行われないことも多い

1. 性格検査

以下の質問はあなたの日常の行動や考えにどの程度あてはまりますか。最も近い選択肢を1つ選んでください。

[ 選択肢 ]
Aに近い、どちらかといえばAに近い、どちらかといえばBに近い、Bに近い

[ 問題1 ]
A:人のことに無関心なのはよくない
B:人のことに深入りするのはよくない
[ 問題2 ]
A:理屈っぽいほうだ
B:情にもろいほうだ
[ 問題3 ]
A:人目を引くことが好きだ
B:あまり目立ちたいとは思わない
[ 問題4 ]
A:人の意見に左右されやすい
B:独りよがりになりやすい
[ 問題5 ]
A:さまざまな変化に対処するのが好きだ
B:計画を着々と進めるのが好きだ

性格検査は300問ありますが、自分自身の性格に関しての質問がほとんどです。次から紹介する能力検査のように、明確な「答え」があるというわけではありません。

そのため、基本的には正直に答えることをおすすめします。

2. 能力検査:言語

最初に示された二語の関係を考え、同じ関係のものをア~ウより選びなさい。
芸術:音楽

ア. 哺乳類:鯨 イ. パイナップル:梨 ウ. 農業:稲作

答えは「アとウ」です。

最初に示された二語は「芸術:音楽」。「音楽は芸術のうちの1つ」と言えます。

アとウは

  • 鯨(くじら)は哺乳類のうちの1つ
  • 稲作は農業のうちの1つ

と、「芸術:音楽」と同じ関係にあると言えます。

イの「パイナップル:梨」はどちらも同等であり、「梨はパイナップルのうちの1つ」とは言えないため、上記3つと同じ関係とは言えません。

3. 能力検査:非言語

P、Q、R、S、Tの5人で徒競走をした。5人の順位について次のことが分かっている。
ⅰ)Rの順位は、Sより上である
ⅱ)Tの順位は、Rよりも上だが、1着ではなかった
ⅲ)Qの順位は、Pより上である
ⅳ)同着の順位の者はいない

(1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
ア. Qは1着である イ. Sは5着である ウ. 2着はPまたはTである

答えは「アとウの両方」です。ⅰ~ⅳの情報から、順位は以下の4パターンの可能性があることが推測できます。

パターン1:Q→P→T→R→S

パターン2:Q→T→P→R→S

パターン3:Q→T→R→P→S

パターン4:Q→T→R→S→P

ここから、どのパターンにおいても「Qは1着である」「2着はPまたはTである」ということが言えます。パターン4の際にSは4着のため、イの「Sは5着である」という推論は必ず正しいとは言えません。

そのため、「アとウの両方」が正解です。

4. 能力検査:英語

最初に示された語と最も近い意味を持つ語を、選択肢より選びなさい。
proof

A:instability B:evidence C:passion D:identity E:court

正解は「B」です。

英語が母国語である場合や英語に堪能な外国人の場合は、SPI検査で英語分野の問題が出題されることは少ないでしょう。

5. 能力検査:構造把握

次のア~オを、2つのことがらの関係性の違いによってAグループ(3つ)とBグループ(2つ)に分けることができる。Bグループに分類されるものを下の選択肢の中から選びなさい。

ア.割引きセールのため、店内はお客さんで溢れかえっている。
イ.近くに駅ができたので、その付近の地価が上昇するという現象が起こっている。
ウ.毎日勉強したので、合格は間違いないだろう。
エ.台風がきて、大会は中止になった。
オ.激しいトレーニングをしたので、明日は筋肉痛になるだろう。

答えは「ウとオ」です。

ア・イ・エは物事が実際に起こった「結果」を示した文章です。ウ・オは物事が起こるかもしれない「推測」を表した文章です。

文章の最後に注目するとわかりやすいかもしれません。

ア.~溢れかえっている。(結果)

イ.~起こっている。(結果)

エ.~中止になった。(結果)

ウ.~合格は間違いないだろう。(推測)

オ.~明日は筋肉痛になるだろう。(推測)

例題引用:SPI無料学習サイト

SPIテストに合格する対策法・勉強方法

ここからは、SPIテストに合格するためのコツや勉強の仕方(方法)をご紹介します。

勉強方法としては、「問題集の活用」がおすすめです。実は、SPIテストは問題集や対策本が数多く出版されています。これらを活用して、対策を行いましょう。

また、SPIテストの問題は、ある程度パターンが決まっています。そのため、それぞれの分野で何度か問題を解いてSPIテストの問題自体に慣れることが最大のコツです。問題に慣れることで、正解率は格段に上がっていくでしょう。

非言語分野に関しては、無理に頭の中で解こうとするのではなく、図や表を書くクセをつけておくことも大切です。

問題集を選ぶ際のポイント

SPIの問題集を購入する場合は、以下のポイントに気をつけましょう。

  • 年度は最新か
  • 本番同様の試験問題が掲載されているか

インターネットや古本屋で問題集を購入しようとすると、昔の年度の問題集を選んでしまう場合があります。問題の傾向は年度によって変わるため、必ず最新の問題集や対策本を購入しましょう。

また、本番と同じ内容・数の問題が載っている本かどうかも大切なポイントです。しっかり対策したい場合は、本番と同じ状況で同じ問題数を解いてみましょう。

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まとめ

この記事では、日本の企業の就職活動において多く実施される「SPIテスト」に関して、その概要や受験形式、勉強方法などを解説・紹介してきました。

ぜひこの記事を参考に、日本での就職を成功させてください。


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