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外国人必見!「空き家バンク」(akiya banks)とは?メリットも解説

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空き家バンクに登録されている日本家屋

「昔ながらの日本家屋に住みたい」「地方でも良いから一軒家に住みたい」「日本で安く戸建てに住みたい」と考えている外国人の皆さんへ、この記事では「空き家バンク」(akiya banks)とそのメリット、そして外国人が空き家バンクを利用できるのかについて詳しく解説していきます。日本の伝統的な家屋や、手頃な価格の一軒家に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

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「空き家バンク」(akiya banks)とは?

「空き家バンク」とは、空き家の情報を所有者から集め、空き家の情報を求めている人に提供・紹介する制度です。

空き家となった自身の家を「貸したい」「売りたい」と考えている方と、空き家を「借りたい」「買いたい」と考えている方をつなぐ制度と言えます。

主に自治体(地域内の自治を行う団体)が主体となって運営されており、空き家を有効活用することによる「地域活性化」や「地方の人口増加」が目的とされています。

空き家バンクを利用するメリット3つ

ここからは、空き家バンクを利用するメリットについてお伝えします。

メリットとして挙げられるのは、以下3つです。

  1. 安く空き家を借りられる・買える
  2. 地域活性化につながる
  3. 補助金を使えることも

詳しく解説します。

1. 空き家を安く借りられる・買える

なんと言っても1番のメリットは、安い値段で空き家を借りられる・または買えるということです。

日本では、マンションやアパートを借りる場合、不動産会社を利用することが多いです。

不動産会社を利用すると、「仲介手数料」というものが発生します。

仲介手数料は、不動産会社の利用料のようなものです。

家賃の1ヶ月分以上の仲介手数料が必要な不動産会社も多いため、利用すると家賃以上にお金がかかってしまう場合もあります。

一方、空き家バンクは自治体が空き家の持ち主と空き家を借りたい・買いたいと思っている人を紹介する仕組みで、仲介手数料は発生しません。

また、現在利用している人がいない「空き家」のため、持ち主は「なるべく早く誰かに借りてほしい・買ってほしい」と思っています。

そのため、家賃や購入費用が安く済む可能性も高いです。

2. 地域活性化につながる

最初にお伝えした通り、空き家バンクは空き家を有効活用することによる「地域活性化」や「地方の人口増加」を目的とした制度です。

そのため、空き家を利用し始めること自体が、地域活性化や人口の増加につながり、地方に貢献していることになります。

地域の人との関わりもあり、楽しい生活が送れるかもしれません。

3. 補助金が支給されることがある

空き家バンクを利用することにより、さまざまな補助金を使える可能性が出てきます。

現在、日本の地方の人口減少・少子高齢化は深刻な問題となっています。

そのため、空き家バンクを利用して地方に住みたいという人や地方でビジネスを始める人のための補助金制度が利用可能です。

空き家が古い場合、改修費用などを一部補助する制度などもあるため、初期費用を抑えることもできるでしょう。

※各地域によって補助金制度の内容・利用条件は異なります

空き家バンクを利用するデメリット3つ

ここからは、空き家バンクを利用する際に発生する3つのデメリットに関してお伝えします。

  1. 現地に行かないと物件の状態がわからない場合が多い
  2. 空き家の持ち主と直接相談する必要がある
  3. 片付け・リフォームが大変な可能性がある

ひとつずつ確認していきましょう。

1. 現地に行かないと物件の状態がわからない場合が多い

空き家バンクは物件の情報や状態が詳細にわからない場合が多いです。

特に地方の空き家は場所が特定されやすく、住所や写真など詳細な情報をインターネットに掲載してしまうと、不法侵入やいたずらが発生してしまう可能性があるためです。

そのため気になる物件があった場合は、実際に空き家バンクに問い合わせて、現地に確認に行く必要があります。

これも特に地方の空き家に言えることですが、雨(台風)や雪などの影響で状態が悪い空き家も多くあります。

そのため、気になった物件は、必ず現地に出向いて現状を詳細に確認しておくことがおすすめです。

2. 空き家の持ち主と直接相談する必要がある

空き家バンクは、あくまで「空き家を利用してほしい人」と「空き家を利用したい人」を「つなぐ」、つまり、紹介するだけです。

値段交渉などの詳細な取引は、空き家を利用してほしい人と空き家を利用したい人が直接やり取りする必要があります。

しかし、不動産に関する取引や契約は複雑なものが多く、トラブルにつながることも。

そのため、協定を結んだ地域の不動産関連業者などに仲介に入ってもらう場合もあるようです。

3. 片付け・リフォームが大変な可能性がある

空き家バンクに登録されている空き家は、片付けやリフォームが大変な可能性があります。

不動産仲介業者が紹介している一軒家や賃貸物件は、多くの場合、片付けやクリーニングなどがしっかり行われています。

しかし、空き家バンクは空き家の持ち主が片付けをしていなければ、家具や生活雑貨などがそのままになっている場合が多いです。

「家具が置いてあるのなら生活に便利では?」と思うかもしれません。

しかし、このような場合、雨漏りや床のへこみなど、補修しなければならない箇所もそのままになっている場合が多いのです。

自分の空き家を空き家バンクに登録する人は、「安く利用者を見つけたい」と考えていることが多いという理由が考えられます。

空き家バンクを利用して「安く空き家を借りたい・買いたい」と考えている人と同様というわけです。

そのため、空き家バンクを利用する場合は、空き家の現状をしっかり確認して、片付けやリフォームにかかる労力やお金も考えた上で、買う・借りることを検討しましょう。

外国人も空き家バンクを利用できるのか?

ここまで解説してきた空き家バンクですが、外国人でももちろん利用可能です。

そもそもの話ですが、外国人も日本人と同様に、住宅や土地を購入して所有権を取得することができます。

永住権や国籍の有無、ビザの種類などによって不動産取得に関する外国人向けの規制がある国もありますが、日本ではそのような規制はありません。

日本人と同様の不動産所有が認められています。

しかし、空き家バンクの利用を検討している場合は、デメリットで紹介した3点をよく検討するべきです。

まず、「現地に行かないと物件の状態がわからない場合が多い」という問題です。

現在日本以外の国にお住まいの場合など、現住所から遠く離れた場所の空き家を借りる・買う場合は、一度その場所に足を運ばなくてはなりません。

また、空き家の情報を管理している自治体の人とやり取りする必要があります。そのため、ある程度の日本語力が必要になるでしょう。

さらに、空き家を気に入ったとして、購入する場合もデメリットで紹介した「空き家の持ち主と直接相談する必要がある」という壁があります。

こちらも、ある程度の日本語力が必要になるほか、物件に関する交渉力も必要になるでしょう。

3つ目の「片付け・リフォームが大変な可能性がある」という点も忘れてはいけません。

家具が多く残されている・雨漏りしているところがあるなど、片付けやリフォームの労力が多くかかることも考えられます。

しかし、立地や景色、環境など、素晴らしいと感じる空き家も多くあるでしょう。

自身の体力や精神、お金の余裕と相談しながら、空き家バンクの利用を検討してください。

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まとめ

この記事を通じて、日本における「空き家バンク」について紹介しました。空き家バンクは、所有者から集められた空き家の情報を希望者に提供する制度です。この制度を利用すれば、空き家を比較的安価に借りたり購入したりできるだけでなく、地域の活性化にも貢献できるというメリットがあります。

しかし、インターネット上だけでは物件の詳細情報が不足していることが多く、実際には空き家の持ち主と直接やり取りする必要があるなど、いくつかのデメリットも存在します。利用を考える際は、これらの利点と欠点をバランス良く考慮し、自分のライフスタイルや希望する住環境に合った選択をすることが大切です。

最終的に、理想の生活を実現するためには、時には大きな決断を下すことも求められます。この記事が、日本での新しい住まい探しに役立つ情報を提供し、皆さんの期待に応える住宅との出会いをサポートすることを願っています。


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