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日本を満喫!外国人向け電車乗り放題ガイド

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日本の電車

日本を旅行する際、電車は欠かせない交通手段です。日本にはJRパスをはじめとする全国区のパスから、東京や大阪、福岡などの主要都市で利用できる地域限定のパスまで、多彩なラインナップが揃っています。

そこでこの記事では、外国人旅行者のための便利でお得な電車乗り放題パスを紹介します。各パスの特徴や利用方法、活用のコツなどを詳しく解説し、日本ならではの魅力的な観光スポットへのアクセス情報も盛り込みました。ぜひ参考にして、お得なパスを手に入れ、日本各地の魅力を思う存分堪能してください!

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1. 日本全国をつなぐJRが一定期間定額で利用できる「JR PASS (JAPAN RAIL PASS)」

日本全国を鉄道で自由に旅したいなら、「JAPAN RAIL PASS」が欠かせません。JAPAN RAIL PASSは、日本国内のほとんどのJR線が乗り放題になる外国人旅行者専用のお得なきっぷ。新幹線や特急列車も利用でき、長距離移動に最適です。広大な日本列島を縦横無尽に駆け巡るなら、JR PASSを手に入れることから始めましょう。

JAPAN RAIL PASSの基本情報

JAPAN RAIL PASSは、短期滞在ビザ(観光ビザ)で日本を訪れる外国人観光客のみが利用できる、JRグループが提供する特別な鉄道パスです。このパスを利用することで、一定期間内にJRグループの列車や新幹線を無制限で利用することができ、地域間の移動が簡単になります。

JAPAN RAIL PASSを購入するには、訪日前にオンラインまたは指定の旅行代理店で手続きを行う必要があります。オンライン購入の場合、購入後にEメールで交換用バウチャーが送信され、旅行代理店での購入の場合は交換用のバウチャーが提供されます。

日本到着後、バウチャーをJRパスに交換する必要があります。交換は、日本国内の主要な空港やJR駅に位置する引換所や指定された受取箇所の窓口で行います。パスポートとバウチャーを提出し、交換手続きを完了します。バウチャーの有効期間は、初めての利用から数えて90日以内です。

JAPAN RAIL PASSを利用すると、全国のJR線(新幹線を含む)やJRバス、JRの宮島フェリーなどで利用可能です。また、JRパスを利用して、新幹線や特急列車の予約席を無追加料金で予約することができます。ただし、席が満席の場合は立席となる場合があります。

項目内容
概要・短期滞在ビザ(観光ビザ)で日本を訪れる外国人観光客のみが利用できる鉄道パス
・一定期間内にJRグループの列車や新幹線を無制限で利用可能
購入方法・訪日前のオンラインまたは指定の旅行代理店で購入が必要
 オンライン購入の場合:購入後にEメールで交換用バウチャーが送信される
 旅行代理店での購入の場合:交換用のバウチャーが提供される
バウチャーの交換・到着後、日本国内の主要な空港やJR駅に位置する引換所や指定された受取箇所の窓口で、パスポートとバウチャーを提出して交換が必要。
・バウチャーの有効期間は、初めての利用から数えて90日以内。
利用可能エリア・新幹線を含む全国のJR線(一部の特別な新幹線や寝台車は除外)
・JRバス(一部の地域や路線は除外)
・JRの宮島フェリー
メリット・長距離列車を何度乗っても追加料金が一切かからない。
・個別に切符を買う場合と比べて、トータルの費用を大幅に抑えることができる

JAPAN RAIL PASSの最大のメリットは、一定期間の移動が「乗り放題」になることです。通常、新幹線などの長距離列車は、1回乗るだけでも数千円から数万円の料金がかかりますが、このパスを利用すれば、何度乗っても追加料金は一切かかりません。個別に切符を買う場合と比べて、トータルの費用を大幅に抑えることができるため、賢い旅行者のためのお得なパスと言えるでしょう。

パスの種類グリーン車用普通車用
大人(12歳以上)子ども(6〜11歳)大人(12歳以上)子ども(6〜11歳)
7日間¥70,000¥35,000¥50,000¥25,000
14日間¥110,000¥55,000¥80,000¥40,000
21日間¥140,000¥70,000¥100,000¥50,000
※6歳以下の子供は無料ですが、座席が必要な場合は子供料金が必要です。

参考:ジャパン・レール・パス | JAPAN RAIL PASS

2. 東京の地下鉄が24時間定額で利用できる「東京メトロ24時間券

東京メトロ24時間券は、使用開始から24時間、東京メトロ線全9路線で有効な乗車券です。大人600円、小児300円とリーズナブルな価格設定も魅力のひとつ。4回以上乗るだけでおトクになります。

東京の観光スポットは、ほとんどが地下鉄沿線上にあります。例えば、銀座、新宿、渋谷といった東京を代表するショッピングエリアや、浅草寺、東京タワー、上野公園など、有名な観光地へのアクセスも抜群です。

項目内容
概要・東京メトロ線全9路線が24時間乗り降り自由
発売金額・大人600円
・小児300円
発売箇所【前売り券】
・東京メトロ定期券うりば(新宿駅、池袋駅、上関、銀座駅など)
・一部の駅の定期券うりば

【当日券】
・東京メトロ線各駅の券売機
有効時間【前売り券】
・購入日から6か月以内の1日において、使用開始から24時間に限り有効

【当日券】
・購入日において、使用開始から24時間に限り有効
(購入当日の終電までにご利用のない場合は無効)
有効区間東京メトロ線全線
(銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、
千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線)
参考:各種一日乗車券 | PASMO・定期・乗車券 | 東京メトロ

3. 東京の様々な電車を1日間定額で利用できる「東京フリーきっぷ」

「東京フリーきっぷ」は、都内のJR線はもちろん、都営地下鉄や都電荒川線など、多岐にわたる交通機関を1日乗り放題で利用できるお得なきっぷです。通年販売されています。

東京には、JRや地下鉄に加えて、たくさんの私鉄が路線網を広げており、それぞれの路線で切符を買うのは、料金面でも手間の面でも負担が大きいもの。その点、東京フリーきっぷなら、主要な交通機関がすべて乗り放題になるので、東京の有名観光スポットを効率よく回ることができるでしょう。

項目内容
概要・東京23区内のJR線、東京メトロ、都営地下鉄、
 東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナーが1日乗り放題
・都営バス、東京都内の一部の路線バスも利用可能
発売金額・大人1,600円
・小児800円
発売箇所・モバイルSuicaアプリ
・JR東日本の主な駅の指定席券売機
・東京メトロ各駅の券売機
・都営地下鉄各駅の券売機
・日暮里・舎人ライナー各駅の券売機
・主な旅行会社
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・東京23区内のJR線(山手線、中央線など)の普通列車(快速含む)自由席
・東京メトロ全線
・都営地下鉄全線
・東京さくらトラム(都電荒川線)
・日暮里・舎人ライナー
・都営バス全線(深夜バス、座席定員制バスを除く)
参考:おトクなきっぷ:JR東日本

4. 東京の電車乗り放題&空港アクセスに便利な「モノレール&都区内パス(モバイルSuica限定発売)」

「モノレール&都区内パス」は、東京モノレール全線と東京23区内のJR線が1日乗り放題になるお得なパスです。羽田空港からのアクセスを考慮した、モバイルSuica限定発売のパスで、土日祝日および特定の期間のみ利用できます。

モノレール&都区内パスを活用すれば、空港アクセスと都内観光を効率よく行うことができます。

項目内容
概要・東京モノレール全線と東京23区内のJR線が1日乗り放題
発売金額・大人1,350円(子ども料金の設定なし)
発売箇所・モバイルSuicaアプリのみで販売
有効期間・土日祝日および以下の期間のみ
– 4月29日~5月5日
– 7月20日~8月31日
– 12月29日~1月3日
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・東京モノレール
・東京23区内のJR線(山手線、中央線など)の普通列車(快速含む)自由席
参考:おトクなきっぷ:JR東日本

5. 東京近郊の移動に便利な「のんびりホリデーSuicaパス」

「のんびりホリデーSuicaパス」は、東京近郊をゆっくり探索したい方におすすめのパスです。JR線、りんかい線、東京モノレール線などが乗り降り放題で、別で特急券やグリーン券等を購入すると、特急列車・普通列車グリーン車等も利用できます。通年販売されていますが、利用できるのは土日祝日および特定の期間のみです。

項目内容
概要・JR線、りんかい線、東京モノレール線が乗り降り放題
・別途料金で新幹線や特急列車も利用可能
発売金額・大人2,670円
・小児1,330円
発売箇所・モバイルSuicaアプリ
・JR東日本の主な駅の指定席券売機
有効期間・土日祝日および以下の期間のみ
– 4月29日~5月5日
– 7月20日~8月31日
– 12月29日~1月3日
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・JR線(快速含む)の普通車自由席
・りんかい線
・東京モノレール線
参考:おトクなきっぷ:JR東日本

6. 東京の主要エリア間の移動に便利な「都区内パス」

都心の主要エリアを効率的に巡りたい方におすすめなのが「都区内パス」です。東京23区内のJR線が1日乗り放題になります。新宿、渋谷、池袋などの主要エリアを中心に利用でき、ショッピングやビジネスでの利用に便利です。

項目内容
概要・東京23区内のJR線が乗り放題
発売金額・大人760円
・小児380円
発売箇所・モバイルSuicaアプリ
・JR東日本の主な駅の指定席券売機
・主な旅行会社
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・東京23区内のJR線(快速含む)の普通車自由席
参考:おトクなきっぷ:JR東日本

7. 東日本を週末に旅行する際に便利な「休日おでかけパス」

「休日おでかけパス」は、東日本エリアを週末や休日に旅行する際に便利なパスです。JR線の普通列車自由席と一部の私鉄線が乗り放題となっており、別途料金を支払えば、新幹線や特急列車も利用できます。通年購入が可能です。

項目内容
概要・東日本エリアのJR線(普通列車自由席)と一部の私鉄線が乗り放題
・別途料金で新幹線や特急列車も利用可能
発売金額・大人2,720円
・小児1,360円
発売箇所・JR東日本の主な駅の指定席券売機
・主な旅行会社
有効期間・土日祝日および以下の期間のみ
– 4月29日~5月5日
– 7月20日~8月31日
– 12月29日~1月3日
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・JR線(普通列車自由席)
・東京モノレール線
・りんかい線
参考:おトクなきっぷ:JR東日本

8. 横浜観光がお得になる「ヨコハマ・みなとみらいパス」

「ヨコハマ・みなとみらいパス」を利用すれば、みなとみらい地区や中華街、赤レンガ倉庫などの人気スポットを効率よく巡ることができます。根岸線とみなとみらい線が乗り放題になるお得なパスです。

項目内容
概要・根岸線とみなとみらい線が乗り放題
発売金額・大人530円
・小児260円
発売箇所・モバイルSuicaアプリ
・根岸線の各駅の指定席券売機
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・根岸線(横浜~新杉田間)の普通列車自由席
・みなとみらい線
参考:おトクなきっぷ:JR東日本

9. 京都観光に便利!京都市内の地下鉄とバスが定額で利用できる「地下鉄・バス1日券」

「地下鉄・バス1日券」は、京都市内の公共交通機関を広範囲に利用できるお得な乗車券です。地下鉄とバスを効率的に乗り継ぐことで、京都市内のほぼ全域を1枚の乗車券でカバーでき、時間を節約しながら快適に移動できます。さらに、有名な寺社仏閣など、約60箇所の観光施設で割引等の優待が受けられるのも魅力で、京都観光やお出かけの際に大変便利なチケットと言えるでしょう。

項目内容
概要・京都市営地下鉄・市営バス全線、京都バス、京阪バス、JRバスが1日乗り放題
発売金額・大人1,100円
・小児550円
発売箇所・市バス・地下鉄案内所、定期券発売所
・市バス営業所
・地下鉄各駅窓口
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・京都市営地下鉄全線
・市バス・京都バス全線
特典・京都市内の約60か所の観光施設等で割引特典(利用当日に限る)
(割引対象の施設はこちらからご確認いただけます。)
参考:京都市交通局|地下鉄・バス1日券

10. 大阪の地下鉄とバスが1日乗り放題!観光施設の割引特典付き「エンジョイエコカード」

「エンジョイエコカード」は、大阪市内の地下鉄とバスを1日乗り放題で利用できるお得な乗車券です。Osaka Metro全線と大阪シティバスのほぼ全線が対象になっています。さらに、大阪城や天保山大観覧車など、市内の約30か所の主要な観光施設等で割引特典も受けられるので、観光やレジャーに大変便利です。乗車日以前に事前購入もできるので、計画的に大阪を楽しむことができるでしょう。

項目内容
概要・Osaka Metro全線と大阪シティバス全線が1日乗り放題(一部バスを除く)
・大阪市内の約30か所の観光施設等で割引特典あり(利用当日に限る)
発売金額・大人820円(土日祝 620円)
・小児310円
発売箇所・地下鉄駅構内の券売機、定期券発売所、売店
有効時間・購入日の1日間のみ有効
有効区間・Osaka Metro全線
・大阪シティバス全線(一部バスを除く)
特典・大阪市内の約30か所の観光施設等で割引特典(利用当日に限る)
(割引対象の施設はこちらからご確認いただけます。)
参考:1日乗車券「エンジョイエコカード」|Osaka Metro

11. 福岡の地下鉄全線を1日定額で利用できる「1日乗車券」

福岡市地下鉄の全線(空港線・箱崎線・七隈線)が1日乗り放題になる「福岡市地下鉄1日乗車券」。観光やショッピング、ビジネスなどに便利でお得な乗車券です。渋滞知らずの地下鉄で、福岡市内を効率よく移動できます。さらに、1日乗車券の提示で、友泉亭公園や福岡タワーなど、福岡市内の対象施設で割引などの特典が受けられるのも魅力です。

項目内容
概要・福岡市地下鉄全線(空港線・箱崎線・七隈線)が1日乗り放題
・福岡市内の対象施設で割引などの特典あり(利用日当日限り)
発売金額・大人640円
・小児・割引320円
発売箇所・各駅券売機
・お客様サービスセンター(定期券うりば)
・天神観光案内所
・博多駅観光案内所
・博多港国際ターミナル総合案内所
有効区間・地下鉄線内(姪浜~福岡空港、中洲川端~貝塚、橋本~博多)のみ
有効期限・利用日当日の始発から終電まで
(券売機で購入した場合、購入日当日の始発から終電まで)
特典・福岡市内の各対象施設(特典施設)で割引特典(利用当日に限る)
(割引対象の施設はこちらからご確認いただけます。)

参考:1日乗車券 | 福岡市地下鉄

【日本旅行の必須知識】鉄道におけるICカードの主な種類

日本の鉄道やバスを利用する際は、あらかじめチャージ(入金)しておくことで、改札機にタッチするだけで簡単に乗車できる、ICカードの利用がおすすめです。切符を買う手間が省けます。また、多くのICカードは電子マネーとしても使えるので、鉄道やバスだけでなく、コンビニやショッピングでの支払いにも便利です。

現在、日本の主要な交通系ICカードは、全国で互換性があります。つまり、どのICカードを持っていても、ほとんどの鉄道やバスで利用可能なのです。これにより、日本を旅行する際は、1枚のICカードを発行しておけば、他の地域に行っても問題なく利用できるので大変便利となっています。

ここでは、日本でよく使われているICカードの主な種類を紹介します。

1. 東京など東日本のJRが発行する「Welcome Suica」

JR東日本エリアで使えるICカードが「Suica」ですが、このSuicaの訪日外国人向け版が「Welcome Suica」です。専用デザインの可愛らしいカードで、28日間有効の特別仕様になっています。

Suicaの基本情報については、以下の記事をご覧ください
▶︎ 外国人必見!ICカード「Suica」とは?電車&バスの運賃支払いが楽ちん

Welcome Suicaの基本情報

「Welcome Suica」は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が提供するプリペイド型の非接触式ICカードです。主に東京都内やその周辺地域の公共交通機関での支払いに利用できます。オートチャージ機能を設定すれば、カードの残高が一定額を下回った際に自動的に再チャージされるため、安心して利用することができます。ただし、有効期限内に残高を使い切る必要があるので、カードの紛失には注意しましょう。

項目内容
概要・JR東日本が発行する訪日外国人向けのICカード乗車券
・東京や関東地方を中心に、鉄道やバス、お店での支払いに利用可能
発売箇所・主要なJR東日本の駅(成田空港、東京駅、新宿駅など)
・成田空港、羽田空港のJR東日本のトラベルサービスセンター
・成田空港、羽田空港のWelcome Suica専用自動券売機
利用エリア・全国ののマークのある鉄道・バス・お店で利用可能
料金・デポジット:500円(返金可能)
・カード発行手数料:無料
・チャージ可能金額:1,000円~20,000円
有効期限・発行日から28日間
※残高が残っていても有効期限が過ぎると利用不可
払戻し・有効期限内の残高と500円のデポジットは払い戻し可能
・有効期限後の払い戻しはできません
注意点・有効期限内に残高を使い切ることを推奨
・カードを紛失した場合の再発行はできません
参考:Welcome Suica | JR-EAST

2. 東京の地下鉄が発行する「PASMO」

東京メトロと都営地下鉄が共同で発行しているのが「PASMO」です。首都圏をはじめ、全国の鉄道・バスの乗車に使えるだけでなく、電子マネーとしても幅広く活用できます。スマートフォンアプリの「モバイルPASMO」で利用するのが便利です。

項目内容
概要・株式会社パスモが発行しているICカード乗車券
・全国の鉄道やバスの乗車、加盟店での電子マネーとして利用可能
発売箇所・PASMO取扱事業者各駅の券売機や窓口
利用エリア・全国ののマークのある鉄道・バス・お店
料金・購入時にデポジットとして500円が必要
有効期限・最終利用日から10年間
参考:PASMO(パスモ)-電車も バスも PASMO

3.大阪など西日本のJRが発行する「ICOCA」

「ICOCA」は、JR西日本が提供する交通系ICカードです。基本カードのICOCAをはじめ、小児用カードの「こどもICOCA」や、クレジットカードでチャージできる「SMART ICOCA」、スマートフォンで利用可能な「モバイルICOCA」など、様々な種類のカードがあります。

項目内容
概要・JR西日本が発行するICカード乗車券
・全国の鉄道やバスの乗車、加盟店での電子マネーとして利用可能
発売箇所・JR西日本の駅のやICOCA取扱い駅の「みどりの窓口」(一部を除く)、
または、マークのある自動券売機
利用エリア・全国ののマークのある鉄道・バス・お店で利用可能
料金・1枚2,000円(デポジット500円含む)
有効期限・最終利用日から10年間
参考:ICOCA:JRおでかけネット

4. 中部国際空港から近い名古屋などで利用されている「TOICA」と「Manaca」

「TOICA」と「manaca」は、ともに中部地方で広く利用されており、全国でも利用できる交通系ICカードですが、それぞれに特徴があります。

「manaca」は、オートチャージ機能に対応しており、残高が一定額以下になると自動的にチャージされるので、残高切れの心配がありません。また、乗継割引にも対応しているため、乗り換えの多い移動で運賃を節約できます。一方、「TOICA」にはこれらの機能やサービスがないため、利用者にとってのメリットはmanacaほど多くありません。しかし、TOICAはJR東海が発行しているため、新幹線や特急列車との乗り継ぎには便利です。

名古屋市内を頻繁に移動する人にとっては、オートチャージ機能や乗継割引があるmanacaがおすすめですが、JRを利用する機会が多い人には、TOICAも便利でしょう。

項目TOICAmanaca
概要・JR東海が発行するICカード乗車券
・全国の鉄道やバスの乗車、加盟店での電子マネーとして利用可能
・エムアイシーと名古屋交通開発機構が発行するICカード乗車券
・全国の鉄道やバスの乗車、加盟店での電子マネーとして利用可能
発売箇所・TOICAの表示がある自動券売機、及びTOICA取扱窓口・地下鉄駅内のの表示がある自動券売機、交通局サービスセンター
利用エリア・TOICAの表示があるお店、自動販売機
・全国ののマークのある鉄道・バス・お店
のマークのあるお店や自動販売機
・全国ののマークのある鉄道・バス・お店
料金・1枚2,000円(デポジット500円含む)・購入時にデポジットとして500円が必要
有効期限・最終利用日から10年間・最終利用日から10年間
参考:TOICA|JR東海manaca(マナカ)

5. 北海道で発行されている「Kitaca」

「Kitaca」は、JR北海道が提供する交通系ICカードです。北海道のKitacaエリアを中心に、鉄道やバスの乗車、電子マネーとしての利用ができます。

項目内容
概要・JR北海道が発行するICカード乗車券
・全国の鉄道やバスの乗車、加盟店での電子マネーとして利用可能
発売箇所・Kitaca利用可能エリア内の駅「みどりの窓口」
・Kitaca対応の券売機
利用エリア・北海道のKitacaエリア
・全国ののマークのある鉄道・バス・お店
料金・1枚2,000円(デポジット500円含む)
有効期限・最終利用日から10年間
参考:Kitaca|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company

6. 福岡など九州で発行されている「SUGOCA」と「はやかけん」

SUGOCAとはやかけんは、九州地方で使える交通系ICカードですが、特徴に違いがあります。

SUGOCAは、JR九州の電車や電子マネー利用でポイントが貯まり、オートチャージもできるので、JR九州をよく利用する人にお得です。一方、はやかけんは、福岡市地下鉄の乗車でのみポイントが貯まり、1駅区間の利用で特別ポイントが付与されるので、福岡市地下鉄をよく利用する人に向いています。

どちらのカードも利用可能なエリアは広いので、自分の利用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。JR九州の利用が多い人にはSUGOCA、福岡市地下鉄の利用が多い人ははやかけんが便利でしょう。

項目SUGOCAはやかけん
概要・JR九州が発行するICカード乗車券
・全国の鉄道やバスの乗車、加盟店での電子マネーとして利用可能
・福岡市交通局が発行するICカード乗車券
・全国の鉄道やバスの乗車、加盟店での電子マネーとして利用可能
発売箇所・SUGOCA発売機能付自動券売機
・JR九州のSUGOCAエリア内のみどりの窓口
• 「はやかけん」マークがある駅の券売機
利用エリア・九州地方のSUGOCAエリア
・全国ののマークのある鉄道・バス・お店
・全国ののマークのある鉄道・バス・お店
料金・1枚2,000円(デポジット500円含む)・1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円から希望の購入額を選べる
・購入時にデポジットとして500円が必要
有効期限・最終利用日から10年間最終利用日から10年間。
参考:JR九州ICカード SUGOCAICカードはやかけん | 福岡市地下鉄

まとめ

この記事では、外国人旅行者のための便利でお得な電車乗り放題パスを紹介しました。

全国を自由に旅行できるJAPAN RAIL PASSは、短期滞在の外国人旅行者におすすめです。東京を拠点に旅行する人には、東京メトロ24時間券や東京フリーきっぷ、都区内パスなどの地域限定パスが便利でしょう。京都や大阪、福岡など、他の主要都市にも、それぞれお得な乗り放題パスがあります。

また、日本の鉄道やバスを利用する際は、ICカードが非常に便利です。Suica、PASMO、ICOCA、TOICA、manaca、Kitaca、SUGOCA、はやかけんなど、各地域で発行されているICカードには、それぞれ特徴があります。ICカードは、全国の交通系ICカードが使えるエリアで相互利用が可能なので、1枚のカードで、ほとんどの地域で鉄道やバスに乗車できます。

旅行スタイルやニーズに合わせて、電車乗り放題パスやICカードを上手に活用しましょう。ぜひ、この記事を参考に、お得なパスやカードを手に入れて、日本各地の魅力を思う存分堪能してください!


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